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村井知事本市視察

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宮城県東松島市

■知事のみやぎの現場訪問事業 雇用生む企業で意見交換
村井嘉浩知事が7月7日、「みやぎの現場訪問事業」で本市を訪れ、ひびき工業団地で半導体製造装置部品を手がける(株)サワ(本社、山梨県上野原市)を見学しました。みやぎの現場訪問事業は、「富県宮城」の実現に向けて前向きに取り組む企業や子育て支援環境づくりに取り組む団体を視察し、今後の県の施策に役立てるものです。本年度最初の訪問先として東部地方振興事務所管内が選ばれ、女川町では県が施工する出島架橋の本体工事、石巻市では子育て支援のNPO法人を視察後、本市では同社訪問となりました。
村井知事の同社訪問は初めて。この日は、山口能史(やまぐちたかし)社長が会社概要について説明。半導体製造装置の部品加工・製造を手がけるとともに、世界的な半導体製造装置メーカーである東京エレクトロン(株)の主要サプライヤーとして飛躍。宮城工場は震災のあった平成23年から稼働が始まり、当初は従業員4人での歩みでしたが、今では100人を超える雇用を創出。地元採用を主としており、今後は第5工場を大塩のグリーンタウンやもと工業団地に整備するとともに、将来的には第6工場の建設も視野に入れ、さらなる雇用の確保や地域経済の振興に寄与していくそうです。
山口社長が第3工場を案内すると、村井知事は取り扱う部品の多さに驚きつつ、熱心に説明を聞いていました。また、同社は東北社会人サッカーリーグ1部の「コバルトーレ女川」のスポンサーとして、現在9人の選手を雇用しており、ユニフォーム姿の選手たちと記念撮影を行いました。
村井知事は「知事になり現場の声を聞く機会を設けてきたが、3年前のコロナ禍以降足を運べなくなっていた。再開後の訪問先として真っ先に石巻地方を選んだ。働きたい人が働ける場所を作ることが重要と考えている。(株)サワは業績を伸ばしており、若い人たちにとって希望の星。東松島の地で大きく飛躍してほしい」と期待を寄せていました。

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