9月10日~16日は、自殺予防週間
自死の多くは「追い込まれた末の死」であり、その背景は、精神的な問題だけでなく、過労、生活困窮、孤立など、様々な社会的な要因があることが知られています。本市では自死対策計画に基づき「誰も自死に追い込まれることのない東松島市」を目指し、自死対策に取り組んでいます。自殺予防週間を機に、私たちにできることを考えていきましょう。
声のかけ方など、動画でみられます(こころのサインに気づいたら/厚労省)
■あなたもゲートキーパーに!~大切な人の悩みに気づく、支える~
令和4年度東松島市民健康意識調査で、7人に1人が“最近1年以内に自殺したいと思ったことがある”と回答しています。
◇周りの人のためにできること
大切な人の命を守るために、家族や友人など身近な人が「いつもと違う」様子に気づいたら、勇気を出して声をかけてみましょう。そうした行動がゲートキーパーの第一歩になります。
◇ゲートキーパーとは
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞き、必要な支援につなげ、見守る人のことです。特別な資格は不要です。誰でもゲートキーパーになることができます。
■ゲートキーパーの役割
(1)気づき
家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
声かけの仕方に悩んだら…
・眠れてますか?(2週間以上つづく不眠はうつのサイン)
・どうしたの?なんだか辛そうだけど…
・なんか元気ないけど、大丈夫?
(2)傾聴
本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
本人を責めたり、安易に励ましたり、相手の考えを否定することは避けましょう。
(3)つなぎ
早めに専門家に相談するよう促す
(4)見守り
温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
・連携した後も、必要があれば相談にのることを伝えましょう
■気づいてください。こころのサイン
◇自分のためにできること~まずは、セルフチェックから~
(全8問・QRコード(本紙参照)からチェックしてみましょう)
自分にあったストレス解消法をみつけていこう
■相談窓口~つなぎ先~
こころの健康、悩みなどの相談を受け付けています。
◇思い悩んでいる方、誰かに話を聞いてほしい方へ
◇~SNS相談窓口~(チャット形式で相談ができます)
◇こころやからだ、経済面等の個別相談をしたい方へ
問合せ:健康推進課健康支援係
【電話】内線3121
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