日本の学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市にある私立忠愛小学校で、家庭が貧しくお弁当を持ってくることができない子供たちのために食事を提供したことが始まりと言われています。その後、全国で実施されるようになりましたが、戦争の影響で中断されてしまいました。戦争が終わり、子どもたちの栄養状態を改善するため、昭和21年12月24日に再び給食が始まったことから、この日を「学校給食感謝の日」としましたが、冬休みと重なるため、1か月後の1月24日から1週間を「全国学校給食週間」としました。この期間中、市内の学校では学校給食の意義や役割について理解を深め、関心を高めることを目的に、給食にまつわる様々な取り組みを行ないます。また、給食センターでは、宮城県の郷土料理や友好姉妹都市提携が結ばれている北海道更別村の特産品(小豆)を使った料理、市内でとれたお米のかぐや姫、さつまいも、小松菜など地場産品を多く取り入れた給食を提供する予定です。
■学校給食物価高騰対策事業
東松島市では、児童・生徒の保護者の経済的負担を軽減するため、4月から特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用して、学校給食費の一部を小学校で1食当たり50円、中学校で1食当たり60円補填しています。また、これに加えて、4月以降の食材費高騰分について、地方創生臨時交付金を活用して、小学校で1食当たり26円、中学校で1食当たり30円を補填しています。
問合せ:学校給食センター
【電話】24-9409
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