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自治体の皆さまへ

特集「創業支援」~あなたの夢を「カタチ」に~(3)

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宮城県東松島市

■聞かせて!夢を叶えた創業者の声
創業までの道のりは誰にとっても簡単なものではありませんが、市内にはその挑戦を乗り越え、夢を実現させた多くの創業者がいます。
創業までに様々な経験を積んだ先輩創業者の貴重なメッセージを、ぜひ参考にしてください。

◆米粉のおやつ366(大曲)
▽他地域以上に手厚いサポートで安心 創業も小まめな相談親身に
木村 絵理子(きむらえりこ)さん

令和3年11月にグルテンフリーの焼き菓子店をオープンしました。子どもが離乳食でアレルギーが出てしまい、姉弟でおやつを食べる際「同じものが食べたい」となった経験から、アレルギーがある子どもから大人まで、お菓子を選んで食べられるお店を作りたいという思いから創業を考えました。数字がすごく苦手だったので、損益の計算など基本的なお話を聞けて、実現へのビジョンが具体的になっていき、少しずつ不安が払しょくされていきました。創業後もやってみてわからない面も出てきましたが、商工会の専門の方々が親身にアドバイスしてくれます。創業を目指すには、まずは自分の想いを口に出して相談すること。他地域と比べて東松島は市や商工会の方々は寄り添い応援してくれる環境が整っていると思います。今後は米粉パンやナッツフリーなどにも挑戦していけたらと思います。

◆ゴルフスタジオ「マイライフ」(矢本)
▽必要な情報を豊富に得られる機会 集客方法や採算性の確保など学べた
横山 嵩(よこやまたかし)さん

令和4年8月に旧せきやさんの店舗を活用してゴルフレッスンスタジオをオープンしました。私は、高校からゴルフをはじめ、大学卒業後に三重県のゴルフ場に就職。プロテストに合格し、ツアーなどにも参加してきました。生まれ故郷である地元矢本地区でレッスンの場を設けたいと、創業を決意しました。プロ仲間らから情報を得ながらの手探りでしたが、さまざまな知識を得たいと思い、いろんな話が聞けるセミナーに参加しました。集客の仕方や必要な打席の回転数など経営に関する数字がはっきりとわかって貴重な機会となりました。創業補助金の存在も市で教えてもらい、踏み出す後押しになりました。東松島唯一の室内レッスンスタジオ(3打席)としてゴルフを楽しむ時間の創造、技術向上の場として今後も広く知ってもらえるよう取り組んでいきたいです。

◆H and H LABO(野蒜)
▽頭の中のビジョンを整理できた 地場産品でジェラート製造
二宮 真美(にのみやまみ)さん

東松島市が大好きで、これまで地場産品の魅力発信に向けて料理やお弁当の提供を続けてきましたが、より多くの層に魅力を発信したいと、令和4年7月に地場産品を活かしたジェラート専門店を開店しました。店舗名は、「東松島市をハッピーにするための研究所」という意味を込めています。独立にあたっては、セミナーや相談を通じて頭の中の考えが徐々に現実味を増し、スムーズに準備を進めることができました。創業したからこそ気付いたことも多くありました。例えば、ジェラートという商品が市外からもお客さんを呼べるコンテンツであることも発見の一つ。新しいメニューへの挑戦など意欲につながり、商工会主催の経営大賞に参加したことで事業計画をまとめる力も身に着いたように思います。今後も東松島の魅力をより広く発信できるよう取り組んでいければと思います。

問合せ:商工観光課商工振興・企業誘致係 
【電話】内線5151

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