東松島市産業祭 野菜たっぷり豚汁に列

1／59

■7,300人でにぎわい
地域で採れた新鮮な農産物をはじめ、東松島の豊かな食を一堂に集めた「第4回東松島市産業祭」が11月3日、矢本東市民センターとその周辺を会場に開かれました。秋野菜たっぷりの豚汁700食が振る舞われたほか、野菜や果物、加工品販売、商工業品紹介があり、昨年より800人多い7,300人が来場しました。　
産業祭は、震災からの復興に感謝し、地元の産業を盛り上げる目的で市や農協、漁協、商工会などで構成する実行委員会が主催。食と健康を楽しく学ぶ「ひがしまつしま食べメッセ」、SDGs(持続可能な開発目標)を考える環境イベント、消防署や松島基地による体験イベント、市内小学校の鼓笛パレードなども同時開催されました。　
市民センター前の駐車場には、計45店舗が軒を連ね、野菜や水産加工品、飲食物などが並びました。能登半島地震を経験した「石川県能のと登町」の特産品を販売した復興応援ブースもあり、多くの市民による義援金の協力がありました。　
東松島市は農産物の生産が盛んで、展示品評会には生産者51人から69点の出品があり、大根やニンジン、サツマイモ、ネギなど26品目が並び、金賞など札が付いた野菜は特に注目を集めていました。市内事業者はもちろん、本市と繋がりのある産学官民の様々な関係団体と力を合わせた秋の一大イベントは、好天の下、たくさんの来場者の笑顔が見られました。