■中1ギャップゼロ目指す
本校では、教育目標「絆を大切にし、自ら学び、心豊かに、たくましく生きる子ども」を掲げ、「夢ふくらむ楽しい学校」作りを進めています。最大の特徴はコミュニティ・スクール。地域から子どもたちを温かく見守っていただき、学校での活動を補助していただき、登下校の安全を見守ってもらうだけでなく、放課後の校舎清掃、学校周辺の除草作業とさまざまな面でバックアップをいただいています。
校舎清掃は教職員の負担軽減のみならず、子どもたちにも「きれいに使わなきゃ」という意識を芽生えさせるきっかけにつながっています。各学年での体験活動でも地域の協力を得ており、栽培、収穫、調理など〝生の情報・知識・学び〟を提供いただいています。
授業においては、算数を校内研究テーマとし、学び合いの活動を展開。中1ギャップを無くすため、中学校で宮野森小の児童と一緒に授業を受ける中学0年生プロジェクトも行っています。
また、本校は読書の推進にも力を入れており、図書担当の先生と教員業務支援員に図書館の環境作りを進めてもらい、4月から12月の間だけで1万冊に迫る貸出がありました。地域の方に読み聞かせも行っていただいています。願わくばデジタルメディア・コントロールで生まれた時間を活用し、家庭で親子一緒に本を読む時間を設けてもらえればと思っています。
大友校長は「地域との関わりの中で生きた学びを得て、友だちと過ごし、学校が楽しいと日々感じられるよう教職員一丸で取り組みたいです」と語っていました。
大友賢(おおともけん)校長
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