HOPE 第124回

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■「希望の大麦」　東松島ベガルタ麦踏みサッカー教室
昨年初開催に引き続き今年で2回目となる「東松島ベガルタ麦踏みサッカー教室」が行われました。大麦の圃場でサッカーができるのは全国でもここ東松島市だけのイベントです。広大な圃場に芽を出した麦穂を一列に並んでゆっくりと踏んだ後、ベガルタ仙台サッカーコーチからサッカーボールを使ったゲームやミニサッカー試合を行います。希望の大麦の播種は11月上旬に行われ、冬を迎える頃に小さな麦穂へと成長します。麦穂が東北の厳しい冬を越すためにはこの時期に麦を踏むことが大切とされており、踏まれた稲穂は寒さに強くなり、しっかりと根が張られまっすぐに成長していきます。そして春には東松島市の大地に黄金の実りをもたらしてくれます。
麦圃場ではベガルタサッカー教室を愉しむ子どもたちの歓声が空高く飛び交い、麦穂も喜んでいるようでした。6月には収穫祭を行いますので、踏みしめた麦穂の成長をぜひ見に来てください。