◆安全安心なまちづくりを御霊に誓う
東日本大震災東松島市追悼式が3月11日、市コミュニティセンターで開かれました。先の震災で、本市は1,133人が死亡・行方不明となっています。遺族ら約350人が参列し、祭壇に献花し、静かに手を合わせて亡き人を偲びました。
式辞で渥美市長は「亡くなられた方々へ、心から哀悼の誠をささげる。震災を後世に語り継ぐことが被災自治体の責務。心の復興のほか、災害公営住宅の払い下げ、津波避難タワー整備など安心安全なまちづくりに努める」と述べ、能登半島地震被災地にも心を寄せました。発災時刻に合わせて黙とうし、その後出席者が祭壇に献花していました。
同市亀岡の内海牧子(うつみまきこ)さん(73)は、「息子のお嫁さんが亡くなったあの日を忘れることなどない。3月11日はより深く思い出す。今は能登半島被災地のため支援活動に協力している。13年前の恩返しになれば」と話していました。
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