~徹底しよう!農業機械の転落・転倒対策~
農繁期を迎える春の時期は、秋の農繁期とともに、1年で最も農作業の事故が発生しやすい期間です。特に高齢者による事故や農業機械による死亡事故が多く、なかでもトラクターの転落・転倒による事故が多発しています。農業機械による事故は、重大事故につながる場合が多いので、下記の事に気を付けて、農作業安全に努めましょう。
■トラクターによる農作業事故の防止について
(1)ほ場周辺の危険箇所の確認・危険回避行動の実践をしよう!(危険箇所での減速、危険箇所の迂回ルートの設定など)
(2)危険箇所の改善を図ろう!(道路端や曲がり角の草刈、路肩の補強など)
(3)安全フレーム付きのトラクターを利用しよう!
(4)シートベルトとヘルメットの着用を徹底しよう!
■農作業安全の実践・確認項目
(1)休憩の取れる無理のない作業
(2)農作業や機械作業に適した服装
(3)点検・整備は、必ずエンジン停止
(4)油断せず後方確認、足元注意
(5)慎重なほ場への出入り、慎重なあぜ越え
(6)農道の走行時は、路肩の状況を確認
(7)道路走行に備え、反射板を装着
■道路に泥を落とさないように注意しましょう
トラクターやコンバインなどを使用した農作業後に田や畑から公道へ出る際には、必ず泥を落としてから走行するようお願いします。車道や歩道に落ちた泥のかたまりは、自動車だけではなく、歩行者、バイク、自転車、車いすなどの通行の妨げになり、大変危険です。環境美化と交通安全のため、道路に泥を落とさないように注意しましょう。やむを得ず道路を汚してしまった場合には、速やかに泥の撤去・清掃をしてください。
問合せ:農林水産課農業政策係
【電話】内線2141
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