■ゲストハウスを東松島に
赤沼孝一(あかぬまこういち)さん(25)
私は長野県岡谷(おかや)市出身で、中学校から大学まで東京都で寮生活を送ってきました。卒業後すぐに地域おこし協力隊にと思いましたが、一定の社会人経験が必要と考え、松島国際観光(株)のホテル大観荘で働いた後、改めて今回東松島市で協力隊員になりました。
自分の移住先として、海のない長野県生まれのため、第一条件に「海があるまち」を挙げていました。東松島市は、仙台市にも近く、移住者など外から来た人たちを温かく受け入れてくれる土壌があります。協力隊の先輩も自然やこのまちが好きで動いている人が多く、協力をいただきながら自分も活躍できそうだと思い、この場所で活動することを決めました。
将来的に市内の海の近くでゲストハウスを作りたいという目標を持っており、自然の恵みを感じ、心から幸せだと思える空間にしたいです。自分がこの場所を好きになったように、ゲストハウスの空間に滞在し、またその場所に帰ってきたいという東松島市ファンを増やしていきたいです。
また、コロナ禍で自分も大学時代は2年間ほど思うように学べませんでした。その中で、ゲストハウスでオンライン授業を受けてみようという機会があり、自分の人生のターニングポイントとなるタイミングは、人とのつながりを通じて生まれることが多いと知りました。なので、自分も大学生など社会に出る前の世代にターゲットをあてて、ゲストハウスを活用し、将来を考える人たちの支えになれればと思います。
移住コーディネーターさんと一緒に当面は活動し、イベントにも参加するので、皆さんに積極的に声をかけていければと思います。よろしくお願いします。
問合せ:地域おこし協力隊事務局 復興政策課地方創生・基地対策係
【電話】内線1234・1264
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