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自治体の皆さまへ

食のリレートーク イート(食べる)でつながるとイ~ナ!! 第160回

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宮城県東松島市

■農園野菜ぜひご賞味を
幸満つる 野蒜農園運営 アルティウスリンク(株) 溝江健太郎(みぞえけんたろう)所長

KDDIグループのアルティウスリンク(株)が運営する「幸満つる野蒜農園」は、ベビーリーフなど野菜を中心に手掛け、地元スーパーなどで販売しています。スタッフは全体で80人近く。このうち7割近くは障害者手帳を持つ方々で構成しており、障害者雇用にも力を入れています。
手掛ける野菜は年間で40品目となっており、通年ではベビーリーフが主。夏野菜ではナス、ピーマン、シシトウ、カボチャ、ネギなどを栽培しています。作った野菜はヨークベニマルや宮城生協、はらっぱ、イオンモール石巻のわくわく広場、石巻げんき市場をはじめ、仙台や多賀城方面の12店舗に卸しています。
野菜作りで大切にしているのは、愛情。毎日見て変化に気付き、しっかりとしたものをお客様に届けています。毎月第3、4木曜日には仙台一番町でスタッフが販売会も実施し、商品のPRだけでなくコミュニティーを広げる機会につなげています。リピーターも増え、開店前から並ぶ人も。手作り野菜への好評は作り手の励みになっているほか、「社会の人たちに手帳を持っている人たちを知ってもらう機会にもなっています」と溝江所長。市の食べメッセでも、直売コーナーを設け、野菜不足の有無を調べる体験コーナー参加者が早速買い求める姿も見られました。
溝江所長は「野菜を食べる際にドレッシングをかける方も多いと思いますが、ぜひそのまま食べていただきたい。本来のおいしさを感じられ、減塩にもつながります。愛情込めて作っているので、本農園のおいしい野菜をぜひ食べてみてください。一層スタッフの励みにもつながります」と話していた。

次回は、小野地区の三浦養一(みうらよういち)さんにバトンタッチします。

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