■過信は大敵 食生活の大切さ痛感
大病経て健康意識 三浦養一(みうらよういち)さん
小野地区の三浦養一さんは、生まれてから70年間大病を患ったことがなく、常飲薬もなし。酒やたばこは飲まない・吸わない。趣味の農作業で筋力をつけるなど、健康的な生活を送ってきました。
しかし、今年2月、1人で農作業中、突然の心筋梗塞に見舞われ、救急搬送。すぐさま適切な処置を受けたことで、命に別状はありませんでしたが、医師からは「運が良かった方だ」と言われました。
「今考えれば、倒れる数か月前から、加齢に伴う息切れなど兆候はありました」と三浦さん。「健康な自分が大病を患うわけがない、という過信が最大の間違いでした。定期健診結果など自分の体のデータにしっかり目を通して心配の種を残さずに病院に行っておけば良かった」と反省を語りました。
この一件を境に、三浦さんは一層、食生活に気を遣うようになったといいます。「好きな物だけ食べていては体を壊します。私は1日3食、野菜中心。塩分控えめ。朝は焼き魚、夜は少しの肉。サラダは生野菜にかぼすを絞って食べるなど、より工夫するようになりました。農作業も適度な運動ととらえて無理なく継続しています。毎日食事を作り、私の体を見守ってくれる妻には頭の下がる思いです」と話していました。
次回は、ぱぱいやぱんやの阿部恵(あべめぐみ)さんにバトンタッチします。
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