保険料が納め忘れの状態で、万一、障害や死亡といった不慮の事態が発生すると、障害基礎年金や遺族基礎年金が受けられない場合があります。
経済的な理由などで国民年金保険料を納付することが困難な場合には、保険料の納付が免除・猶予となる「保険料免除制度」や「納付猶予制度(50歳未満)」がありますので、市役所の国民年金担当窓口で手続きをしてください。申請書は窓口に備え付けてあります。
令和6年度分(令和6年7月分から令和7年6月分まで)の免除などの受付は7月1日(月)から開始されます。過去の期間については、申請時点の2年1か月前の月分までさかのぼって申請することができます。失業などにより保険料を納付することが経済的に困難になり、申請を忘れていた期間がある方は、市役所または下記年金事務所へ相談ください。
また、産前産後期間の国民年金保険料が免除される制度があります。国民年金第1号被保険者で平成31年2月1日以降に出産をした方が対象となり、出産予定日または出産日が属する月の前月から4か月間の国民年金保険料が免除になります。手続きをするメリットとして「保険料が免除された期間」も保険料を納付したものとして老齢基礎年金の受給額に反映されますので、国民年金保険料の免除・納付猶予、学生納付特例が承認されていても改めて届出をしてください。届出は、出産予定日の6か月前からできますので、早めの届出をお願いします。
なお、国民年金被保険者の資格取得(種別変更)の届出、国民年金保険料の免除・納付猶予申請および学生納付特例申請、付加保険料納付(辞退)申出、付加保険料該当(非該当)届、産前産後免除該当届、国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書兼還付金振込方法(変更)申出、国民年金保険料口座振替辞退申出については、マイナポータルからも電子申請が可能です。
各種手続きの方法や申請書などは、日本年金機構のホームページをご覧ください。
問合せ:
日本年金機構石巻年金事務所【電話】0225-22-5115(自動音声案内)
市民生活課高齢医療・年金係【電話】内線1333
<この記事についてアンケートにご協力ください。>