■「協同的な学び」に注力
本校では、学区内の小学校で合同あいさつ運動を実施しているほか、原則毎月15日、30日に「いつもゴミなし」の語呂に合わせて清掃活動を行っています。特に小中連携では、小学校の運動会で吹奏楽部が演奏したり、小学生が中総体の壮行式を見学したりと交流。中学校での授業体験の機会も設定し、中1ギャップ解消と先輩の背中を見せるように取り組んでいます。
第一学区のコミュニティ・スクールとしても「ほほえみ一声運動」と題し、地域住民が通学時間帯に外に出て児童生徒と「おはよう」「いってらっしゃい」などと挨拶を交わす活動を9月から実施します。学校活動については、スポーツだけでなく、文化面でも活躍する生徒の発表の場を増やそうと、合唱コンクールの後や小学校において、少年の主張で最優秀賞に輝いた生徒の発表を聞く機会を持っています。
また、学力向上の取り組みとして、教科書の内容だけでなくプラスアルファの「ジャンプの課題」を与えています。先生たちが教材研究して子どもたちに考えさせたいものを厳選しています。4人グループでの学び合いと合わせて昨年度以上に効果が出ていると感じています。
平塚校長先生は「しっかりとお互いがお互いを認め合い、長所を伸ばしていける学校にしていきたい。日々のグループ学習なども思いやりを持った生活につながればと思っている」と話していました。
平塚 輝(ひらつかあきら)校長
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