■矢本西小学校
▽学年教科担任制も導入
矢本西小学校(全校児童300人)では、令和6年度に学校教育目標を「元気いっぱい夢いっぱい笑顔輝く西小っこ」と定め、学校運営に取り組んでいます。目指す学校像として、(1)あいさつ・読書・外遊び(2)異学年交流(3)花と歌声(4)全児童を全職員で見守り支える姿勢(5)誠意ある対応―をキーワードに、児童にとって毎日がワクワクドキドキする学校に、教師もやりがいを実感でき、地域と保護者とともに育つ場所にしていきたいと考えています。
ワクワクのきっかけづくりとして、毎月24日を「西小っこの日」と定め、担当の先生が企画した遊びを全校で楽しんでいます。テレビ番組のような鬼ごっこ企画や「だるまさんが転んだ」などを月替わりで実施。11月は全校での王様じゃんけんが行われ、早々に負けてしまっても、勝ち残っている同級生に頑張ってもらおうと力いっぱいの声援を送っており、一体感が感じられました。
授業においては、3学年以上から国語と算数で学年教科担任制を導入。従来すべての授業をクラス担任が担ってきましたが、新しい手法を取り入れたことで、担任外から見た児童の様子で新たな気付きが得られ、より質の高い授業を行えるなどの効果があります。業前を減らし、放課後に教員らが学習支援を行えるよう工夫もしています。
矢本一中学区として小中連携のほか、小小連携にも力を入れているところです。これからも教職員の英知を結集して、子どもたちの笑顔が輝く学校にしていきたいです。
小出太(こいでふとし)校長
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