◆子どもたちの健康と笑顔を守る
髙橋 俊成(たかはし としなり)さん(築館東町)
「子どもたちの病気が完治し、元気な姿を見たときに、やりがいを感じます」と話すのは、小児科医の髙橋俊成さん。
幼少期を登米市で過ごし、その当時から医師を志していた髙橋さん。新潟県の大学を卒業後、小児専門医として宮城県内の病院で知識を深めてきた他、小児救急医療にも携わってきたそうです。これまでの知識と経験を生かして栗原の子どもたちの健康を守りたいと考え、今年の7月、築館地区に小児科クリニックを開院しました。
子どもは、自分自身の症状をうまく言葉にできず、重症化してしまう場合も多いため、きめ細やかな聞き取りを行うことや、顔色をしっかりと見ることを心掛けているそうです。また、保護者の不安な気持ちに寄り添い、丁寧な診察と説明を行うことも意識しているとのこと。
地域に根差した病院を目指していると話す髙橋さんは「どんなにわずかな体調の変化でも気軽に相談してもらえるよう、これからも真摯(しんし)に診察に当たっていきたいです」と話してくれました。
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