◆おむすびで人と人とのご縁を結ぶ
星 光(ほし ひかる)さん(志波姫南)
「栗原産食材のおいしさを伝えられた時に、大きなやりがいを感じます」と明るく話すのは、キッチンカーで市内外を巡り、おにぎりを販売している星光さん。
瀬峰地区の農家に生まれ育った星さんは、農業は辛く大変な仕事だというイメージを持っていましたが、高校進学後、楽しそうな様子で野菜や花の栽培に取り組む農業学科の同級生たちの姿を見て、次第に興味を持つようになり、北海道の農業系大学に進学して農業関係の仕事に就きました。
その後、東日本大震災をきっかけに栗原へ戻り、地元食材の魅力を多くの人に伝えたいという思いから、昨年4月に栗原産米おにぎりの販売を始めました。おにぎりを食べた人が、ふるさとの懐かしさを感じられるような味を目指し「おむすびで人と人とのご縁を結ぶ」を合言葉に、各地で出店しています。
星さんは、今後の目標を「全国各地の名産とコラボレーションしたおむすびを作って、ふるさとの味をみんなで味わい、伝え合うイベントを開催することができたらと思います」と、笑顔で語りました。
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