■文化の日表彰を受賞
10月31日(木曜日)、東京エレクトロンホール宮城を会場に、令和6年文化の日表彰式が開催されました。
文化の日表彰は、地方自治、産業、教育、民生、その他県下の各分野において、多年にわたり県勢の発展や、県民福祉の増進に寄与し、その功績が顕著で、他の模範となる団体や個人に対し、表彰されるものです。
県内、208人3団体の表彰者のうち、市内からは8人が表彰され、これまでの功績がたたえられました。
◇受賞者の皆さん
※詳しくは本紙6ページをご覧ください
■長寿100歳おめでとうございます
10月16日(水曜日)に小野寺 俊雄(おのでら としお)さん(金成大原木)、25日(金曜日)に鹿野 賢子(かの けんこ)さん(一迫荒町)、11月1日(金曜日)に四ノ宮 あつ子(しのみや あつこ)さん(栗駒中文字)、菅原 みさを(すがわら みさを)さん(一迫本町)、10日(日曜日)に菅原 きよし(すがわら きよし)さん(鶯沢八沢)が100歳を迎えられました。
小野寺さんは、墨絵や書道が趣味で、特に書道は師範資格を持っています。現在は、週3回のデイサービスを楽しみに過ごしています。
鹿野さんは、3人の子どもを育てながら、夫と家庭を支えました。また、地域の祭りなどで踊りを披露し、多くの人を楽しませてきました。
四ノ宮さんは、教員として働き、退職後は仲間と会を立ち上げ、旅行や編み物などを楽しみました。現在は、読書を楽しみに過ごしています。
菅原 みさをさんは、夫と共に山王史跡公園あやめ園初の専任作業員を務め、維持管理に励みました。また、ゲートボールが趣味で、全国大会に出場するほどの腕前です。
菅原 きよしさんは、4人の子どもを育てながら、農業に励みました。旅行とカラオケが好きで、現在は、演歌を聴くことを楽しみに過ごしています。
■厚生労働大臣表彰受賞
行政栄養士として長年、市民の健康づくりや、管理栄養士の育成に尽力した髙橋 睦子(たかはし むつこ)さん(花山座主)が、厚生労働大臣表彰を受賞しました。
髙橋さんは、平成20年岩手・宮城内陸地震や東日本大震災時、市役所のさまざまな部局と連携し、被災者支援に取り組みました。また、退職後は大学で管理栄養士の育成に当っています。
受賞に当たり髙橋さんは「大変光栄です。これまで支えてくださった皆さまのおかげと感謝しております」と、述べられました。
■創作茶室で最優秀賞受賞
10月27日(日曜日)、東京都中央区の銀座通りなどで開催された野点大茶会「銀茶会」で、東北職業能力開発大学校住居環境科2年の坂下 賢哉(さかした けんや)さん、渡部 真央(わたなべ まお)さん、福山 杏(ふくやま あん)さん他3人が設計から施工までを行った茶室が展示・使用されました。
これは、日本建築学会が建築を学ぶ全国の学生を対象に募集した「学生グランプリ」で最優秀賞を受賞したことから、展示・使用されたものです。最優秀賞は全国41作品の中から選ばれ、同大学校は東北初の快挙を成し遂げました。
■おいしい楽しい秋の催し
10月27日(日曜日)、一迫総合支所駐車場を会場に「いちはさま秋の大収穫祭2024ハロウィンマルシェ」が開催されました。
今年で2回目となったこのイベントは、若者文化を通じた地域活性化を目的としています。新鮮な野菜や、新米のおにぎり、スイーツなどを販売する38店舗が軒を連ねた他、ステージ発表や体験コーナーなどが設けられ、多くの家族連れでにぎわいました。また、仮装姿の人も多く見られ、ハロウィンらしさを引き立てていました。
■華麗な時代絵巻を再現
11月3日(日曜日)、築館総合支所前などを会場に「2024薬師まつり」が開催されました。
祭りは、奥州を治めた藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の妻、幼名しづはた姫が難病を患った際、薬師如来に祈願して完治したことを感謝し、一族を従えて御礼参りに訪れた様子を再現したものです。
御所車に乗ったしづはた姫を中心に、藤原一族やみこし、龍神の舞など、約480人が築館の中心部を練り歩きました。沿道には多くの人が見物に訪れ、華麗な時代絵巻に見入りました。
■晩秋の栗原で疾風(かぜ)になる
11月10日(日曜日)、若柳中学校前を発着点として「第10回栗原ハーフマラソン大会」を開催しました。
大会は、アップダウンが少ない平坦なコースのため好記録が期待できると好評で、市内外から毎年多くのランナーが参加します。今年も1,000人を超えるランナーが参加し、渡り鳥が舞う晴れ渡った晩秋の空の下、沿道から送られる温かい声援とたくさんの拍手を受けながら、マラソンを楽しみました。
2■年連続の全国大会出場
12月22日(日曜日)に大阪府大阪市のグランキューブ大阪で開催される「第4回 we are SNEAKER AGES(ウィー アー スニーカー エイジ)全国高校軽音楽部大会全国大会」に、岩ヶ崎高等学校軽音楽部が東北地区代表として出場します。
同部は、10月に行われた同大会の東北地区グランプリ大会に出場。準グランプリに輝き、2年連続の全国大会出場を決めました。部員たちは「全力で楽しんで、悔いの無い演奏を披露します」と、抱負を語りました。
■全国の舞台へアタック
12月25日(水曜日)から28日(土曜日)にかけて、大阪府大阪市のAsue(アスヘ)アリーナ大阪などで開催される「JOCジュニアオリンピックカップ第38回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に、栗原南中学校3年の松川 遥斗(まつかわ はると)さん(高清水9区)が、宮城県代表として出場します。
全国大会に向け、松川さんは「たくさん点を取り、チーム一丸となって全国優勝を目指して頑張ります」と、これまで重ねてきた練習の成果を発揮しようと意気込んでいます。
■高校ラグビーの聖地花園へ
12月27日(金曜日)から令和7年1月7日(火曜日)にかけて、大阪府東大阪市の東大阪市花園ラグビー場で開催される「第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会」に、仙台育英学園高等学校2年の二上 伊織(にかみ いおり)さん(瀬峰下藤沢)が出場します。
二上さんは、10月に行われた同大会の宮城県予選で優勝し、花園出場を勝ち取りました。
大会に向け二上さんは「チーム目標のベスト16以上の進出を目指し、持ち味の激しいプレーで貢献できるよう頑張ります」と、抱負を語りました。
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