◆地域の伝統行事を未来へつなぐ
野村 陽一(のむら よういち)さん(築館宮野下町)
「仲間と協力して行事を運営できることが、とても楽しい」と話すのは、一迫地区で毎年節分の日に行われている「春を呼ぶ裸たるみこし」で、副会長を務めている野村陽一さん。
埼玉県出身の野村さんは、10年前、結婚を機に栗原へ移住し、その翌年の裸たるみこしに初参加。地域で長年愛される行事に対する人々の熱量に魅了され、運営にも携わるようになったそうです。
今年で59回目を迎えるこの催しは、極寒の中、下帯姿の若者たちが沿道の観衆から力水を受けながら、約500キログラムのたるみこしを担ぎ、商店街を練り歩くものです。
地域の伝統行事を絶やしたくないと話す野村さんは「私たちが楽しんでみこしを担ぐ姿を通じて、行事に興味を持つ人や、担ぎ手を増やしていきたいです」と、熱い思いを語ってくれました。
2月3日(土曜日)に開催される「第59回春を呼ぶ裸たるみこし」は、居住地に関わらず、誰でも参加できるとのこと。興味がある人は、一迫青年会フェイスブックをご覧ください。
・一迫青年会フェイスブック
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