■子育て世代の居場所を作る
樋渡 由美(ひわたり ゆみ)さん(若柳元町3)
「参加してくれた人や、運営に携わるスタッフの笑顔が原動力になっています」と明るく話すのは、子ども食堂まるっと栗原を運営する樋渡由美さん。
樋渡さんは、角田市で生まれ育ち、将来は自給自足の生活をしたいと考えていたそうです。県内で理想の物件を探していたところ、若柳の古民家に出会い、その魅力に引かれて3年前、夫婦で栗原へ移住しました。
子育てを経験していくうちに、地域の手助けや誰かの支えを必要としている人がいるのではないかと考えた樋渡さん。子育てに不安を抱えている人はもちろんのこと、子どもたちも楽しめるような居場所を作りたいと考え、周囲の協力を得ながら、昨年7月に子ども食堂をオープンしました。現在も、毎月第3日曜日に若柳公民館で活動しています。
地域全体で子どもを見守り、育てていける場所を作りたいと考える樋渡さんは「親御さんたちには、子ども食堂をきっかけに、地域の人たちとの交流を広げてほしいと思います。栗原が、さらに子育てしやすいまちになればうれしいです」と、笑顔で話してくれました。
・子ども食堂[まるっと栗原]インスタグラム
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