【私たちの学校じまん】
■築館小学校
◇名峰を望む学び舎(や)の窓
築館小学校の校歌の2番には「望みあかるき丘の上 建てる築館小学校 輝くまどは日本に 世界に向かい開かれぬ」という歌詞があります。この歌詞のとおり、本校は薬師山そばの丘の上に建っていて、校舎から北西を望む眺めは、来校した皆さんが感嘆するほどの絶景です。
校歌の作詞者である白鳥 省吾(しろとり せいご)氏は、旧築館町の出身で、明治29年に本校へ入学した大先輩でもあります。
白鳥氏は、栗原のシンボルであり、本校からも望むことができる名峰栗駒山を思い「生まれ故郷の栗駒山は ふじの山よりなつかしや」という詩を残しています。築小っこは、白鳥氏が思いを託した校歌、輝く窓からの絶景と共に、日本や世界に向かって巣立ちます。
【おらほの食育】
■栗原栄養士会の活動紹介
栗原栄養士会 会長 佐藤 泉(さとう いずみ)
栗原栄養士会は、食生活の改善を通し、市民の健康づくりと栄養士の資質向上を図ることを目的に活動している団体です。
新型コロナウイルス感染症の5類移行後は、市民を対象にした活動を再開。令和5年11月には、市民公開講座コンサートで栄養相談コーナーを設け、減塩と野菜摂取量アップに向けた普及啓発を行いました。多くの人が足を止め、日頃何げなく食べている食品に含まれる塩の多さに驚いていました。
また、食育推進媒体作成ワーキングチームを立ち上げ、健康な状態と要介護状態の中間段階であるフレイルを予防するためのリーフレットを作成し、普及啓発のための研修を行いました。今後は、作成したリーフレットを活用し、市民の健康づくりを支える活動を推進していきたいと思います。
【つくってみらいん たべてみらいん】
◎かぶのあんかけ
※1人当たりの栄養価:120キロカロリー、たんぱく質6.1グラム、塩分1.2グラム
▽材料 4人分
・カブ(葉付き)…4個
・レンコン…100グラム
・シメジ…1株
・ニンジン…40グラム
・カニカマ…4本
A
・減塩しょうゆ…25cc
・料理酒…50cc
・みりん…50cc
[水溶き片栗粉]
・片栗粉…大さじ2
・水…大さじ2
▽つくり方
(1)カブは、茎部分を2センチメートルほど残して切り、皮をむく。葉は3センチメートル幅に切る。
(2)カブの上下を1センチメートルほど切って平らにし、上部から中をスプーンでくり抜く。
(3)くり抜いた中身と下部、レンコンは粗みじん切りにする。シメジは小房に分け、ニンジンは花形に切る。カニカマは、斜め半分に切る。
(4)水500ミリリットルを入れた鍋に(2)、(3)を入れ、中火で20分煮る。
(5)カブが煮えたらAを入れ、中火で10分煮る。その後、カブの葉とカニカマを入れ、中火で2分煮る。
(6)くり抜いたカブを取り出し、中にカニカマ、シメジ、ニンジン、カブの葉を盛り、横に切り落としたカブの上部を添える。
(7)みじん切りしたレンコン、カブの残った煮汁に水溶き片栗粉を入れ、とろみが付くまで中火にかける。
(8)(7)をカブにかける。
▽ポイント
・カブを丸ごと使用し、食品ロスを減らす工夫をしています。
・減塩食材を使用することで、手軽に減塩しています。
[献立作成者]
食生活改善推進員 志波姫分会 榊原 徳子(さかきばら とくこ)
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