栗原市長 佐藤 智
■石川県訪問
4月18日(木曜日)、能登半島地震で被災した石川県羽咋(はくい)市を訪問し、ふるさと納税の代理寄付で募った寄付金をお届けしてまいりました。
羽咋市とは、職員研修会の講師を引き受けていただいたご縁があり、市民の安否確認や避難所運営などの活動対応に追われる自治体職員の代わりに、ふるさと納税の「災害代理寄付」の受け付けを栗原市が行ったものです。
栗原市は2度の大きな震災を経験し、当時私も職員として対応に奔走しました。避難所運営、被害家屋の調査、そして復旧工事と、かつての日常を取り戻すまでの道のりは長く、多くの皆さんの支援があったからこそ、復興が成し遂げられたものと思います。今まさに復興へ向かう被災地の皆さんへ寄り添うことを改めて誓いました。
さて、災害は予測が難しいため、日頃からの備えが大切です。栗原市では、4月16日(火曜日)に国立花山青少年自然の家との災害時協力協定を締結し、避難所や支援物資の物流拠点としての施設利用に、これまで以上にご支援をいただくことになりました。
今後とも、市民の皆さんが安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
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