■和装に親しむ人を増やしたい
千葉 るみ子(ちば るみこ)さん(栗駒八日町)
「浴衣を着て、うれしそうに目を輝かす生徒たちを見ると、本当にやって良かった」と話す、千葉るみ子さん。
栗駒地区で和装教室を営む千葉さんは、6月に市内6つの中学校で行われた和装を学ぶ授業で、講師の一人を務めました。また、仙台市内の理美容専門学校でも和装の指導者を12年にわたり、務めています。
「生徒に教えるには、常に自分が学び続けることが大切」と語る千葉さん。2年ほど前から、日本人が古くからまとってきた和装の十二単(じゅうにひとえ)や京芸妓(きょうげいこ)などの着装を学んでいます。
着物は着方一つで着崩れせず、一日中着ても苦しくないものと話す千葉さんは、着物を着る機会が限定的な昨今、着物に親しむ人を増やしたいと、今年から初めて生徒を受け入れ、着付けの資格者養成も開始しました。
「和装の良さに気付き、普段から和装を楽しんでほしい」。千葉さんの和装文化を広げる取り組みは、今日も続きます。
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