栗原市長 佐藤 智
■実りの秋
水田の稲穂が黄金色に輝き、今年も生産者の皆さんが春先から丹精込めて育ててきた、米の収穫時期が近付いていることを感じて胸が躍ります。私も農家をやっており「ひとめぼれ」や「つや姫」を作付けしていますので、今年の新米の出来具合はどうかなと、今からとても楽しみにしています。
さて、稲刈り時期の目安は、穂が出てから、毎日の平均気温を足して1000度程度になる頃といわれていますが、昨今は気温の上昇で収穫時期が早まる傾向にあります。昨年は稲にとっては暑すぎる日が続き、収穫量が落ちる厳しい年でしたが、今年は暑い日が続くものの、豊作が期待できそうです。
ただ、心配なのは、今年の収穫の時期が台風の厄日と言われる「二百十日」頃(立春から210日目にあたる9月1日前後)になるため、風水害が起きないよう願うばかりです。
栗原産米は、ふるさと納税の返礼品の中でも人気の品目なので、米どころとして、国内だけでなく、いずれは国外へも販路を広げることを視野に入れています。引き続き栗原のおいしい米のPRを続けてまいります。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>