■大好きな音楽で恩返し
加藤 彩花(かとう いろは)さん(築館宮野下町)
「演奏する人が、心を1つに奏でる迫力の音色は、奏者と聴く人の一体感を生み出します。それが、吹奏楽の魅力です」と語る、加藤彩花さん。昨年10月に名取交響吹奏楽団のメンバーとして打楽器を担当し出場した「第72回全日本吹奏楽コンクール」の職場・一般の部で、最高賞の金賞を受賞しました。
加藤さんは、現在、音楽教諭を目指し、大学で音楽を専攻しています。また、母校の築館中学校にも足を運び、後輩の育成に力を入れています。
音楽活動に情熱を注ぐ加藤さんの原点は、小学校時代に始めた金管バンドです。入部のきっかけを作ってくれた恩師や熱心に指導してくれたもう1人の恩師との出会いにより、吹奏楽に夢中になりました。
毎日、充実した音楽活動ができていると、うれしそうに笑顔を浮かべる加藤さん。将来は、大好きな音楽で栗原と、支えてくれた人たちに恩返しをしたいと考えています。「大学や楽団で技術をさらに磨き、演奏者や指導者として、一人前になれるよう頑張ります」と、力強く語りました。
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