「30周年記念登米市合唱祭」(登米市合唱連盟主催)が11月16日、水の里ホール・Abebisou(登米祝祭劇場)で開かれました。
合唱祭では、市内で活動する12組の合唱団体が日頃の練習の成果を披露したほか、開催30周年を記念して指導者の皆さんによるアンサンブルや独唱、出演者と来場者全員による全体合唱などで、会場に歌声を響かせました。第1回から出場している「コール中田」の真田つる子こさん(迫町横丁)は「合唱祭、登米祝祭劇場と共に歴史を重ねて30年を迎え、感慨深いです。これからも楽しく歌い続けたい」と話していました。
※真田の「真」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
市制施行20周年記念プレイベント「TOMEアカデミア」(とめタウンネット主催)が11月16、17の両日、長沼ボート場クラブハウスを会場に開催されました。
イベントでは、地域資源を活用した起業の体験談や、登米(とよま)産スレートの歴史に関する対談、東日本大震災の復興支援商品の展示など、計20以上の多彩なプログラムが実施され、来場者は楽しみながら市の魅力を学びました。主催者は「登米市には楽しいアイデアを持った大人がたくさんいます。こどもたちが将来登米市を離れても地元を自慢できるように、ふるさとの良さを感じてほしい」と語りました。
「登米市総合計画市民ワークショップ」は11月27、28、30の3日間、迫公民館など3会場で開催され、24人の市民が参加しました。
ワークショップは、令和8年度を始期とする「第三次登米市総合計画」に、市民の思いを織り込むために実施。参加した皆さんは、3~5人のグループに分かれ、市の魅力や課題、より良い将来に向けて取り組むべきことなどの意見を出し合いました。猪股理沙(りさ)さん(東和町錦織3区)は「異なる世代や立場の人たちとのグループワークは、それぞれ意見の切り口が違って興味深かったです」と話していました。
「トキとの共生を目指す登米市~登米市に『おかえりトキ』する日を願って~シンポジウム」(日本鳥類保護連盟主催)は11月10日、中田農村環境改善センターで開催され、約70人が参加しました。
シンポジウムでは、新潟県佐渡市の渡辺竜五(りゅうご)市長による、野生のトキ復活に向けた取り組みに関する基調講演のほか、日本鴈がんを保護する会の呉地正行(まさゆき)会長がシジュウカラガン復活の事例を紹介。本市へのトキの飛来を実現するために必要な課題を検討するパネルディスカッションも催され、参加者はトキとの共生に向けた環境保全・再生の取り組みへの理解を深めました。
「登米市空き家対策セミナー」は11月11日、迫公民館で開かれ、市民18人が参加しました。
セミナーは、日本各地で増加し、社会問題となっている空き家についての課題や対応方法などについて知ってもらうために、全国古民家再生協会の桂田彰子(あきこ)氏が、「他人事ではない空き家問題~我が家の終活セミナー~」と題して講演。参加者は、空き家が抱える危険性や今からできること、空き家になった場合の対応策などについて学びました。参加者は「空き家は所有者だけでなく地域全体の問題だと感じました。今日学んだことを周りの人にも広めていきたい」と話していました。
プロサッカーチームのベガルタ仙台に所属する小畑裕馬(ゆうま)選手が、11月15日に米岡小学校を訪れました。
同チームでゴールキーパーを務める小畑選手は、登米市で生まれたことが縁で訪問。児童たちと一緒にサッカーをしながら交流を深めました。交流会終了後には、小畑選手がステッカーにサインをして児童一人一人にプレゼント。児童たちは喜びの表情を浮かべていました。佐々木大和(やまと)さん(米岡小6年)は「キック力がすごくて驚きました。ぼくは野球をしているので、練習を頑張って小畑選手のようにプロの選手になりたいです」と笑顔を見せていました。
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