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ときめき人~Tome bito~

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宮城県登米市

■明るく温かな歌声響く
はさま童謡を歌う会

歌う楽しさを共有し、美しい日本の童謡を絶やさず、こどもたちに伝えていきたいという思いを胸に「はさま童謡を歌う会」が発足したのは1992年。32年目を迎えた今年、30人の会員が月2回、童謡を歌って楽しんでいる。指導者の高橋由紀子(ゆきこ)さんは「みんなの声を重ねて一緒にハーモニーを作りあげることが合唱の魅力。歌うことは喜びや元気につながります」と話す。
登米市合唱祭や市役所ロビーコンサート、市内福祉施設への訪問演奏など、発表の場でも順調に活動を続けてきたが、コロナ禍で活動に制限がかかる。準備を進めていた結成30周年記念コンサートは中止となった。「先生から渡されたCDを聞いて自主練習しながら、早く集まってみんなと歌いたいと願っていました」と会員は口をそろえる。以前と同じように活動できるようになり、11月7日に市役所迫庁舎でロビーコンサートを、12月には市合唱祭に参加する予定。そして、3年後の35周年コンサートの開催に向けても士気を高める。
「高橋先生の熱心で楽しい指導と、伴奏の石井先生のピアノに魅了され、明るい雰囲気の中で仲間と歌えることが本当に楽しくて、大切な時間。これから、たくさんの人に歌声を届けていきたい」と笑顔があふれた。
懐かしい童謡から幼稚園などで歌われている最近の曲まで、レパートリーは幅広い。聴く人、歌う人の心の豊かさを育む音楽の素晴らしさを、世代を超えて伝えていくため、歌声は響く。

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