文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】Zoom Up Tome 2024 Special(1)

1/42

宮城県登米市

■全国の舞台で活躍した本紙の小中高生たちの挑戦に迫る
※写真は本紙をご確認ください。


「優勝したいとは思っていましたが、本当に優勝できるとは思いませんでした。チームとして初の全国優勝なので本当にうれしい」と3人は口をそろえた。
中学硬式野球のボーイズリーグ全国大会「第55回日本少年野球選手権大会」の決勝戦は8月7日、大阪シティ金庫スタジアム(大阪府大阪市)で開催され、大崎市を中心に活動している宮城仙北ボーイズが全国優勝を成し遂げた。
佐々木選手、三浦選手、鈴木選手の3人は、小学校低学年の頃から市内のスポーツ少年団に所属。野球の技術を磨き、さらに高いレベルで挑戦してみたいと、同チームへの入団を決意した。県内外から集まった仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)し、厳しい練習を乗り越えて7月に開催された東北大会で優勝。2年連続となる全国大会への切符をつかんだ。
全国大会初戦、三浦選手が登板するなどして快勝すると、2回戦、3回戦と順調に勝ち進んだ。準々決勝では、序盤リードするも中盤に逆転を許し、2点負けている状況で迎えた最終回。鈴木選手が代打で出場してライト前ヒットで希望をつなぐと、次の打者のホームランで同点に追いつき、延長戦の末に逆転で接戦を制した。続く準決勝では、佐々木選手のタイムリーヒットなどで得点を重ね、これまで到達することができなかった決勝の舞台へと駒を進めた。決勝戦では愛知名港(めいこう)ボーイズ(愛知県)相手に、持ち味のつなぐ打線で着実に加点し、最後までリードを許すことなく7対3で勝利。宮城県はもとより、東北勢初となるボーイズリーグ全国優勝の栄冠に輝いた。
3人はそれぞれ違う高校に進学予定だが、目標は共に甲子園出場。ライバルとしての再会を夏の空に誓った。


「最初は自分でも信じられませんでしたが、ずっと目標にしていた日本一になることができてよかったです。書道の先生や家族、クラスメートのみんなが喜んでくれたことが、すごくうれしかった」と愛美璃さんは白い歯を見せた。
本年度開催された、書道の第58回高野山競書大会において、愛美璃さんが最高賞となる弘法大師賞を受賞した。大会は、国内最大規模の出展数を誇り、今回は全国から10万9884点の応募のうち、学生の部への応募が約4万点。6月に開催された選考会で、最高賞に当たる弘法大師賞に選ばれた。妹の心璃愛さんも特別賞を受賞。見事、姉妹で上位入賞を果たした。
佐藤姉妹が書道と出会ったのは8年前。愛美璃さんの小学校入学を機に書道教室に通い始めた。2年が経過した頃、県のコンクールで二人とも2位だったのが悔しく、当初週1回だった教室での練習は、いつしか週5回に。思うようにいかず悔し涙を流す日もあったが、努力を惜しまずに練習し、県のコンクールで二人そろって最高賞を受賞するほどの技術を身に付けた。
「今まではお手本通り書くことだけを考えていましたが、日本一になるためには個性を表現することが大切だと思いました。強弱や字の持つ意味を考えるようにしたら、楽しみながら書くことができた」と愛美璃さん。妹の心璃愛さんは「目標の日本一には届きませんでしたが、初めて上位の賞を受賞することができたのでうれしかったです。自分の持つイメージをもっと表現できるように頑張ります」と前を向いた。書道界の新星として全国の舞台で輝きを見せた佐藤姉妹の夢は、二人そろっての日本一。筆を握る手に思いを込め、さらなる高みを目指して筆を運ぶ。


一人一人が、その時にできる最大限のことを、誰も諦めずに、最後まで全力でやり抜きました。家族や先生、応援してくれた全ての人に本当に感謝しています。これからも、ローイングに関わる高校生の応援をお願いします。


自分に負けないように目標を高く持って、つらい練習も仲間と共に頑張りました。私たちは3年生で、これからは次のステージに向かいますが、ボート部で身に付けた継続力を、将来の夢につなげていきたいと思っています。


団体の決勝トーナメント進出が目標でしたが達成できませんでした。進学して続ける予定なので、全国上位を目指します。


課題から想定される状況を考え対応できるよう、繰り返し練習しました。東北大会での反省を踏まえ、10月27日、初の全国大会を楽しみながら、全国のレベルをしっかり目に焼き付けてきたいと思います。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU