ボストンバッグ一つに、着替えと親からもらった少しばかりのお金を持って、JR新田駅から数人の同級生たちに見送られての社会人出発でした。仙台、東京、鹿児島与論島のほか、ホテルやリゾート地で、料理人として多くのことを学び、20年ぶりに帰郷。ふるさとの四季折々の風景を肌で感じながら(長沼ダムから見える景色が特に好きです)、現在は佐沼で、らーめん屋をしています。
食を通じて妻と出会い、5人のこどもたちも成人となりました。お客様、友人、知人、ご近所の皆さんを通してのつながりに、日々感謝しています。
今回私を紹介してくれた髙橋啓(けい)君も、その一人。「えっ、俺でいいの?」…と驚きながらも、若い人からのバトンリレーを心からうれしく思いました。広報とめに出るという話題で、家での会話も盛り上がりました。
それぞれの縁を感じながら、まだまだ広がるつながりを、これからも楽しみたいと思います。
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