ときめき人～Tome bito～

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■努力を積み重ねて夢を実現　新たなる挑戦が幕を開ける

「トップチームへの昇格を聞いた時は、実力を認めてもらったことがうれしくて、すぐ親に報告しました」。そう話すのは、現在プロサッカーチームであるモンテディオ山形のユースチームに所属し、2024シーズンからトップチームへの昇格を決めた千葉選手。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手への扉を開いた。
千葉選手がサッカーを始めたのは小学2年生の時。当時、サッカーブラジル代表でプレーしていたネイマール選手に憧れて、スポーツ少年団「エスペランサ登米F.C」に入団した。プロサッカー選手になりたいという夢は、いつしか明確な目標となり、佐沼中3年時にモンテディオ山形ユースのセレクションに合格。単身山形県に移住し、プロになるための挑戦が始まった。
ユース入団直後は、レギュラーメンバーに選ばれずに悔しい思いをするも、全体練習はもちろん自主練習にも励み、努力の末にレギュラーメンバーを勝ち取った。その後、持ち前のスピードを生かしたドリブルや、精度の高いフリーキックを武器に、チーム内での存在感を高めていき、その結果が認められてトップチームへの昇格を果たした。
「絶対にプロの選手になるんだという強い気持ちを持って努力を続けてきたことが結果につながったと思います。今まで支えてくれた全ての人に感謝しているので、早くデビューしてプレーと結果で恩返ししたいです」。プロのステージでの活躍を誓い、新たなる挑戦が幕を開ける。