ときめき人～Tome bito～

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■創設9年目、悲願の全国出場
・第42回全国高等学校男子選抜大会出場　登米総合産業高　男子ソフトボール部

3月22日から26日まで山口県宇部(うべ)市内で開かれた「第42回全国高等学校男子選抜大会」(日本ソフトボール協会主催)に、登米総合産業高男子ソフトボール部が悲願の初出場を果たした。
登米総合産業高男子ソフトボール部は創設9年目。現在、選手15人、マネージャー4人の19人で活動している。指導する小関秀ひで徳のり監督は「選手たちは、ソフトボールの基本的な動きや体力づくりを中心とした練習メニューで基礎を築き上げています。攻守共にバランスの取れたプレーがこのチームの特徴。いつも選手とマネージャーが一丸となって声を出して励まし合い、集中力と結束力はどのチームにも負けません」と話す。
宮城県大会、東北大会では持ち前の団結力を武器に優勝し、迎えた全国大会初戦。先発のエース沼倉が力投するも相手の強力な打線に阻まれた。3回に佐々木の本塁打で粘りを見せるが惜しくも敗退した。小関監督は「最後まで諦めることなく、よく戦ってくれた」と選手たちの活躍をたたえた。高橋主将は「監督、先生、マネージャーに支えられ、私たちは100パーセントの力を発揮することができました。そして、日頃から生活の面で支えてくれた家族、練習試合を受けてくれた卒業生、応援してくれる地域の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と話す。
「次の大会では優勝して、結果で恩返しをしたい」と胸に誓い、登米総合産業高男子ソフトボール部の新たな歴史を刻む戦いの幕が上がる。