「サブカル、金(ゴールド)ずんだの陣」(石越コミュニティ運営協議会、登米e-sports主催)は3月2日、石越公民館で開催され、約900人が来場しました。
地域の活性化と新たな文化振興を目指すために開催されたイベントでは、室内ゲームや音楽、ものづくりなどのサブカルチャー体験のほか、アイドルやマジックのステージライブ、キッチンカーや物販ブースなど、年代を問わず楽しめる催しが盛りだくさん。友人と訪れた太田久美子(くみこ)さん(迫町萩洗)は「初めてのゲーム体験や、懐かしい80年代のレコード鑑賞など、時間を忘れて夢中になってしまいました」と話していました。
「熱気球体験」(第28回熱気球全日本学生選手権実行委員会主催)は3月2日に米山体育館で開催され、市内外から約60人が参加しました。
体験会は、翌日に大崎市で開催された熱気球全日本学生選手権に出場した大学生らが「日頃、活動場所の提供などで協力いただいている地域住民の皆さんに恩返しをしたい」と企画。参加者は膨らんだ熱気球の大きさを間近で感じたり、クイズで熱気球の仕組みや構造を学んだりしました。親子で参加した田口朔(さく)さん(米山町清水)は「カラフルできれいな外観と見上げるほどの大きさに驚きました」と話しました。
まちおこしフォーラム「震災復興まちづくりの手法を学ぶ」(登米コミュニティエフエム、登米文化振興財団主催)が3月8日、登米祝祭劇場で開催されました。フォーラムでは、震災復興の軌跡を描いたドキュメンタリー映画「サンマとカタール~女川つながる人々~」を上映。その後のトークショーでは、須田善よし明あき女川町長と映画に出演した阿部淳あつし氏から女川での官民一体となったまちづくりについて語られました。菅原絹子(きぬこ)さん(南方町山成)は「ふるさとの復興のために前向きな思いを形にしていく人たちに感動しました。ぜひ、登米市の若い世代に聞いてほしい」と話しました。
「津山児童活動センター開所式」は3月16日、津山小学校敷地内に建築した同センター内で行われました。
児童活動センターは、こどもたちの安全・安心な放課後の活動場所を確保するために建築。これまで津山林業総合センターの一室を利用して実施していた放課後児童クラブと自由来館の機能を併せ持ちます。津山児童クラブ保護者会会長の本名雪子(ゆきこ)さんは「学校に隣接しているので、交通事故の心配もないですし、防犯の面でも安心です。こどもたちも完成を楽しみにしていたので、友達と仲良く利用してほしいです」と笑顔を見せていました。
「春の本まつり」(手のひらサークルたねるべ主催)が3月24日、手のひらに太陽の家で開かれました。
こどもも大人もゆっくり本を楽しむブックフェスタとして、複数の市民活動団体が協力して企画。会場では、読み聞かせやコミュニケーションゲーム、お絵描き体験、古本市などが催されました。また、市内の高校生らもボランティアで参加。千葉比呂(ひろ)さん(登米総合産業高2年)は「こどもに関わることが好きで保育士を目指しています。貴重な体験ができて良かったです」と話しました。主催者は「今後もさまざまな企画で人の輪を広げていきたい」と展望を語っていました。
オンライン座談会「トキとの共生を目指す登米市~登米市に『おかえりトキ』する日を願って~」は3月25日、市役所南方庁舎で開かれ、約30人が参加しました。
本市は、環境に優しい農林業の取り組みなどが評価され、環境省から「トキとの共生を目指す里地(B地域)」に選定されています。座談会では、日本で絶滅した野生のトキ復活に向けて、農薬や化学肥料を抑制して餌場となる田んぼを提供してきた新潟県佐渡島での自然環境を守る取り組みを紹介。参加者は、オンラインで佐渡の皆さんと意見交換しながら、人とトキとの共生について見識を深めました。
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