文字サイズ
自治体の皆さまへ

今月のホットライン~HOTLINE~

12/33

宮城県登米市


「風車復活MAWARE!」が4月1日、長沼フートピア公園で開催されました。
昨年3月に発生した地震で被害を受けた長沼フートピア公園のオランダ風車。この度、全国から寄せられた支援を受け修理が完了しました。イベントでは、たくさんのかざぐるまを施した風車へ続く階段の下で、登米町のダンス教室「ガイダンススタジオ」の皆さんによるダンスや、佐沼高吹奏楽部が演奏を披露。公園を訪れた多くの人が風車の復活を祝いました。観覧した清水伸浩(のぶひろ)さん=東松島市=は「ダンスに合わせて回り始めた風車を見て感動しました」と話していました。
子どもたちのダンスに合わせた「回れ、回れ」のかけ声と同時に、オランダ風車が約1年ぶりに勢いよく回転を始めました。


「登米市地域おこし協力隊辞令交付式」は4月3日、登米市役所で開かれ、観光振興支援員として志田敏典(としのり)さん、移住・定住支援員として菅原碧(あおい)さんがそれぞれ任命されました。
地域おこし協力隊は、地域資源を活用した観光ビジネスの開発や農山漁村ツーリズムの推進、移住体験ツアーの実施や移住相談の対応などの活動を通して地域の活性化を目指します。新たに隊員となった気仙沼市出身の菅原さんは「移住者としての視点を生かして、移住・定住を検討している人に寄り添って働きたい」と意気込みを語りました。
隊員の活動は、フェイスブックやツイッターなどのSNSで情報発信しています。


地元産食材の魅力を伝える商品の開発をテーマとする「課題研究キックオフミーティング」は4月7日、登米総合産業高校で開催され、同校農業科の生徒4人が地場産品の魅力や活用方法について学びました。
講師にフランス人シェフ、ドミニク・コルビ氏と、みやぎ教育応援団の大須賀匠(たくみ)氏を迎え、シェフが調理した登米産豚の野菜煮込みを生徒が試食。登米市の食材の素晴らしさと、その魅力を伝えるための知識や技術の大切さなどを教わりました。生徒たちは「これから取り組む、市産食材を使った米粉パンなどの研究開発活動に生かしていきたい」と話していました。
「登米市の豚肉は世界一おいしいと思う」と話すコルビ氏。素材の味を引き出す調理技術を披露しました。


コスプレイベント「れきこす」(アニメ文化祭実行会主催、齊藤建司(けんじ)代表)は4月9日、登米町内の教育資料館や警察資料館などで開かれ、約50人が参加しました。
れきこすは、観光地などでコスプレをしながら観光や交流を楽しむイベント。県内外から集まった参加者は、アニメや漫画などのキャラクターに扮(ふん)し、桜の花びらが舞い散る中、明治ロマン漂う街並みを舞台にコスプレを楽しみました。岩手県から訪れた佐藤龍弥(たつや)さんは「登米町はモダンな建物が多く残っていて雰囲気が好きですし、何より人が温かいと感じたので、また参加したいです」と笑顔を見せていました。
参加者は、好きなキャラクターの話で盛り上がったり、写真を撮り合ったりしながら、観光と交流を楽しんでいました。


「つやま打囃子(うちばやし)保存会春祭り」(同保存会主催、林三治(みつはる)会長)は4月16日、津山町柳津地区で開かれ、約150人が山車と共に練り歩きました。
祭りは、40年以上の歴史を誇り、交通安全と無火災、青少年の健全育成などの祈願や、お囃子の音色で地域を活気づけるために開催。山車を引き連れて、太鼓や笛、子どもたちのかけ声が鳴り響くと、住民からは声援と拍手が送られました。山車に乗って太鼓をたたいた阿部夏希(なつき)さん(11)=津山町入沢=は「周りの人とタイミングを合わせるように気を付けました。うまくたたけてうれしかった」と話していました。
山車のにぎやかな音が近づいてくると、沿道で待っていた近隣住民らは楽しそうに観覧していました。


石ノ森章太郎ふるさと記念館特別企画展「西岸良平(さいがんりょうへい)画業50周年記念展」が4月29日から8月20日まで、同館企画展示室で開催されています。
企画展は、昭和レトロな絵柄とSFミステリー漫画の名手として名高い漫画家、西岸氏の代表作品の漫画原稿などを多数展示。懐かしく不思議な世界観を楽しむことができます。初日に家族で来館した小林路子(みちこ)さん=栃木県=は「西岸先生のファンなので、貴重な原画などを見ることができて感動しました。登米市のきれいな景色やのどかな街並みも一緒に楽しめて、来て良かった」と声を弾ませていました。
会場内には、オリジナル映像の上映や、記念撮影ができるフォトスポットも設置しています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU