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「いつもの登米市」を体験してほしい

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宮城県登米市

自然に恵まれた農山漁村を訪れ、地元住民らと交流しながら農作業などを体験する「グリーン・ツーリズム」。
農家民泊を軸に国内外からの旅行「登米市グリーン・ツーリズム推進協議会」の取り組みを紹介します。

■農村の日常を体験できるグリーン・ツーリズム
グリーン・ツーリズムとは、農村地域を舞台として、自然・文化・人との触れ合いを楽しむことを目的とした観光形態。ただ宿泊するだけでなく、その地域に残る自然や文化を体験できることが特徴です。
登米市グリーン・ツーリズム推進協議会の発足は登米市が誕生した2005年。農家民泊を中心に据えた体験事業を積極的に推進しています。合併前に各町域で実施していた農業体験希望者の受け入れ事業を引き継ぎ、登米市の特徴を生かしたさまざまなプログラムを実施。中高生を対象に、農家に宿泊して農村の暮らしを体験できる「農家民泊」と、日帰りで登米市の自然や歴史を学ぶことができる「体験学習」などの体験メニューを用意しています。

■4年ぶりに農泊を再開 193人を受け入れ
新型コロナの影響により中止していた協議会主催の農家民泊事業。今年、4年ぶりに受け入れを再開しました。
5月10、11日に塩竈市立第三中学校(受入生徒57人、受入農家15戸)、18、19日に岩沼市立岩沼中学校(受入生徒96人、受入農家21戸)、26、27日には台湾からの中高生(受入生徒40人、受入農家10戸)が農家民泊しました。各家庭で、田植えや野菜の収穫、家畜の世話などの農作業、郷土料理づくりや歴史学習などを体験。農家との交流を通して、農村地域での暮らしを学びました。

■地域の魅力を世界へ 国際グリーン・ツーリズム
市では、海外の学生を受け入れる国際交流の取り組みも推進しています。
外国からの観光客の中には、観光地を巡るだけではなく、日本の農村地域での滞在や、住民との交流を求める人がいます。国際グリーン・ツーリズムは、多くの国に地域の魅力を知ってもらえる機会であり、インバウンド(訪日外国人旅行)による経済効果、地域活性化も期待できます。
協議会では、これまで台湾や中国、カナダなどから多くの学生の訪問を受け入れてきました。今後、国境を越えた交流事業は増加していくことが予測されることから、より一層、事業内容を充実させていきたいと考えています。
※詳しくは本紙2~3ページをご覧ください。

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