文字サイズ
自治体の皆さまへ

今月のホットライン~HOTLINE~

16/34

宮城県登米市


「人権の花運動」(登米人権擁護委員協議会主催、只野信子(のぶこ)会長)が5月8から12日まで、米川、加賀野、登米、米岡、北方の5小学校で実施されました。
人権の花運動は、小学生が花をいつくしみ育てることで「思いやりの心」と「命の大切さ」を学ぶことが目的。米川小学校では、5、6年生22人が、サルビアやマリーゴールドなど約160本の苗を植えました。佐藤尊斗(たかと)さん(米川小6年)は「花を植えるのは学校でも取り組んでいるので慣れていましたが、苗を傷つけないように気を付けました。みんなで植えた人権の花を大切に育てて守っていきたいです」と話しました。


「登米市イベント・観光誘客講演会」は5月12日、迫公民館で開かれ、観光関係団体や農林業関係者など約40人が参加しました。
講演会は、日本旅行東北代表取締役社長の中村浩彰(ひろあき)氏を講師に迎え、コロナ禍以降の観光動向、本市の現状や課題、他自治体の事例などを紹介。地域資源の魅力を引き出す持続可能な観光産業の取り組みについて学びました。参加した登米市観光物産協会の佐々木博ひろ子こさんは「登米市の観光資源をより多くの人に認知してもらうためのビジョンをみんなで共有し、発信していきたい」と話しました。


「高校生絵画展IN登米市2023」は5月25から28日まで、登米祝祭劇場で開かれ、県内13校から応募のあった個性ある作品88点が展示されました。
絵画展は、県内の高校生に発表の場を提供して生徒同士が交流することと、地域文化の振興が目的。入賞した16作品のうち、最高賞である登米大賞を樋口怜菜(れいな)さん=古川黎明高2年=が受賞しました。次点の優秀賞を受賞した小泉友功(ゆうく)さん=佐沼高3年=は「廃墟ビルの寂しい雰囲気と存在感を表現するため、細かいところも工夫して描きました。自分の成長が実感できたのでうれしいです」と喜びの表情を見せていました。


「とめまる」は5月20日、迫中江中央公園で初開催し、約4,500人が来場しました。
「1日遊べる手作りマルシェ」をテーマにしたイベントには、地元事業者などを中心に、飲食物販やマッサージなど約60店舗が出店。ステージイベントでは、市内外で活躍するダンスサークルやバンドなどが出演し会場を盛り上げました。夕方からは会場内にキャンドルや竹灯籠がともされ、温かい雰囲気を演出しました。運営ボランティアとして参加した鈴木珠実(たまみ)さん=豊里町=は「子どもたちとイベントのお手伝いをしました。初めて会う人が多い中でしたが、一緒に活動しながら交流を楽しむことができました」と話していました。
5月21日には、長沼フートピア公園で「東北風土マラソン2023」(同実行委員会主催、竹川隆司(たかし)委員長)が開かれ、ハーフと親子ランの2種目に、県内外からおよそ800人のランナーが出場しました。
出場者たちは、仙台牛カルビやはっとなどの東北グルメを提供する10カ所のエイドステーションが設けられたコースを、食と長沼の風景を楽しみながら走っていました。会場内では、市内の食を味わえる「登米フードフェスティバル」、東北地区の日本酒が参集した「東北日本酒フェスティバル」も同時開催され、大勢の来場者でにぎわいました。


「市民参加の新たな森林(もり)づくり・植樹祭」は5月28日、津山町柳津地内で開かれ、市内みどりの少年団や一般参加者など約120人が、コナラの苗木720本を植樹しました。
植樹祭は、森林資源を次世代に残し、地球温暖化や土砂災害の対策が目的。県と市では、毎年春と秋に、楽しみながらできる森林づくりとして植樹祭を開いています。親子で参加した金野星菜(せな)さん(11)=津山町横山3区=は「斜面でバランスをとりながら植えるのが大変だったけれど、苗木の周りの土を踏み固めるのが楽しかったです」と話しました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU