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今月のホットライン~HOTLINE~

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宮城県登米市


「ヤマメの稚魚の放流」は6月6日、登米水辺プラザ船着場で開かれ、登米北上こども園と登米幼稚園の園児36人が約2千匹のヤマメの稚魚を北上川に放流しました。
稚魚の放流事業は、1988(昭和63)年から始まり、今年で34回目。北上川の豊かな自然環境と水資源を受け継ぎ、次代を担うこどもたちに水の大切さを伝えるため、水道週間行事の一環として実施しています。参加した園児たちは、バケツに入った3から5センチほどの大きさの稚魚を川へ続くスライダーへ放流し、「大きくなあれ」とヤマメの成長を願いながら送り出しました。


「女性のための防災講習会」(上沼コミュニティ運営協議会主催、佐藤信男(のぶお)会長)は6月10日、上沼ふれあいセンターで開かれ、住民など約50人が参加しました。
講習会は、避難所簡易テントやエアベッドの組み立てと、応急処置の実践講習を実施。また、災害時に女性や高齢者などが直面する問題について触れ、参加者はさまざまな視点から防災対応力を高めておくことの大切さを学びました。及川真希(まき)さん(39)=中田町上沼新田=は「簡易テントの設置などは初めて体験しました。幅広い年代が参加していて、地域のつながりを作る良い機会になりました」と話しました。


韓国済州(チェジュ)島発祥のウオーキング「オルレ」を楽しむため、6月12日に、韓国からのツアー客など17人が「宮城オルレ登米コース」を訪れました。
宮城県内に4つあるオルレコースを全て巡るツアーで来日したオルレ愛好者の皆さん。登米市では市内外からの一般参加者9人と共に、豊里公民館から平筒沼ふれあい公園までの約11キロのコースを歩き、心地よい汗を流しました。宮城オルレアドバイザーの李唯美(りゆみ)さんは「登米コースの広大な田園や自然豊かな景色は地元韓国と少し似ていて、ふるさとのような懐かしさを感じました」と話していました。


本市の姉妹都市、米国テキサス州サウスレイク市から青少年訪問団4人が訪れ、5月30日から6月5日までの7日間、市民と親睦を深めました。
訪問団は、教育資料館の見学など、本市の歴史や日本文化に触れました。佐沼高校では、授業や部活動に参加し、文化の違いを話し合うなどして生徒たちと交流。アリソン・ベッドウェルさん(16)とケイト・ポンゾさん(16)は「初めは友好的に交流できるか不安がありましたが、みんな親切に明るく接してくれたので、素晴らしい時間を過ごし、貴重な体験をすることができました」と笑顔で話しました。


「登米市水防訓練」は6月3日、迫川防災ステーションで開かれ、市内各町域の支団から消防団員約90人が参加し、水害に備えました。
訓練は、団員の士気高揚、水防技術の向上と体制強化が目的。袋に砂を詰めて土のうを作る「準備工法」、堤防の越水を防ぐ「積み土のう工法」、堤防の崩壊と透水を防ぐ「シート張り工法」と堤防からの漏水拡大を防ぐ「月の輪工法」に取り組み、技術を磨きました。参加した登米支団の佐々木守もり夫おさん(63)は「大雨などで水害の危険があるときは、川に近づかないようにして早めに避難することが大切」と市民に注意を呼びかけました。


「時津風部屋相撲大会」(同実行委員会主催、浅田大(だい)実行委員長)は6月4日、米山相撲場で開かれ、市内外の未就学児から中学生までの約50人が出場し、熱戦を繰り広げました。
相撲大会は、時津風部屋に米山町出身者が所属していることなどの縁を契機に開催。時津風親方と幕下の大畑が来場し、こどもたちと交流するなど、会場を沸かせました。小学生低学年の部で第3位になった千葉匡きょう真まさん(7)=南方町北本郷=は「予選は勝ててうれしかったけど、準決勝で負けて悔しかった。もっと練習して次は優勝したいです」と成長を誓いました。

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