◆棺(ひつぎ)内のドライアイスによる二酸化炭素中毒に注意!
亡くなってから火葬までの間、棺にはドライアイスが置かれ、二酸化炭素が充満している状態です。遺族が棺の中に顔を入れ高濃度の二酸化炭素を吸入し意識を失い、心肺停止に至ったと推測される死亡事故が発生しています。
▽事例(1)
葬儀場で、ドライアイスが入った棺の小窓を開けたそばで意識不明で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。(宮城県)
▽事例(2)
葬儀場で、ドライアイスが入った棺に顔を入れた状態で発見され、死亡が確認された(宮崎県)
◆消費者へのアドバイス
・ご遺体に話しかけるなどの際は、高濃度の二酸化炭素を吸い込まないよう注意しましょう。
・室内に二酸化炭素が滞留しないよう、十分な換気をしましょう。
・線香番を行うときは、万が一に備えて一人にならず複数人で見守りましょう。
おかしいなと思ったら、一人で悩まずご相談ください。
消費生活相談
毎週火・水・金曜日 午前8時30分~午後4時30分
生活環境課【電話】63-2118
消費者ホットライン【電話】188
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