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キラリと光るかくだ星 未来の角田市を担う人を紹介

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宮城県角田市

『楽しく、正しい交通ルールを教えたい』

株式会社 角田自動車学校
薄木 祐哉(うすき ゆうや)さん(23歳)

「職員同士だけでなく生徒さんとの距離が近く、とても仲が良いところが自社の魅力」。そう話すのは、株式会社角田自動車学校に勤務する薄木祐哉さん。横倉地区出身の23歳で、勤続3年目を迎えます。
同社は仙南地域で数少ない自動車教習所。市内外から多くの人が、自動車を運転するための知識や技術を学びに通っています。
入社の経緯を伺うと「自分が普通自動二輪免許の教習を受けた際、当時の指導員から『指導員となって教えてみないか』と誘いを受けたことがきっかけ。以前から何かを教える仕事をしたいと憧れがあり、入社を決意した」と答えてくれました。
憧れていた指導員となり、充実した日々を送る薄木さん。日頃から心がけていることを「生徒さんが緊張しないよう、雑談を交えて積極的に場の雰囲気を明るくしている」と笑顔で教えてくれました。
気さくな印象を与える薄木さんですが、時には鋭く注意喚起をすることも。運転中、相手の不注意で交通事故に遭いそうになった経験から、生徒には周りを思いやり、気持ちに余裕を持った運転をするように常に伝えているそうです。適切な指導をしつつ「またこの人に教えてもらいたい」と思ってもらえるよう、工夫しながら日々教鞭(きょうべん)を執っています。
自動車を運転する人へ向けて「運転中は危険を予測して、交通ルールを守るよう心がけてほしい」と薄木さん。特にこれからの時期、初心者マークを付けた自動車を目にする機会が増えます。「相手を思いやった運転を心がけよう」と、温かな心で運転するよう呼びかけていました。
加えて「運転が不安な時は無理をしない。慣れてきたころに慢心しないよう注意しながら運転してほしい」と、これから運転する人にも温かいエールを送ってくれました。
同社は4月以降、大型自動二輪免許教習など、さらに事業を広げていきます。薄木さんは「自分も大型自動二輪免許講習の指導にあたれるように、免許取得に向けて勉強を頑張ります」と目標をあらわにしていました。

・「一日一善」という言葉が座右の銘の薄木さん。
理由を伺うと「職場の尊敬する大ベテランの先輩が普段から掲げている言葉で、自分もその先輩を見習い、仕事に励んでいるから」と教えてくれました。

・取材に同席してくれた同期の鳥羽実沙紀さん。
普段の薄木さんの様子を「誰に対してもいつも明るく丁寧に接しています。また、率先していろいろなことに挑戦している姿はとても尊敬します」と話していました。

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