信号のない横断歩道では、歩行者と自動車どちらが通行優先なのか、皆さんはご存じでしょうか?
答えは「歩行者」です。JAF(日本自動車連盟)が令和5年に全国で実施した自動車の一時停止率の調査によると、宮城県は51.9%と、約2人に1人が停止していない結果になりました。道路交通法で「横断歩道の直前で停止しなければならない」と規定されていることから、約半数が違反していることとなります。
◆危険を予測して事故をなくそう!~こんな時、事故が潜んでいる~
交通事故の多くは、運転者が危険に対する認知を十分に行っていない、認知した危険に対して誤った判断をすることが原因で発生しています。普段、以下の運転をしていませんか?
▽『だろう運転』をしていませんか
例えば、道路脇で子どもが遊んでいる時に「急に飛び出してくることはないだろう」と、自分に都合よく捉えて運転していませんか?
「突然飛び出してくるかもしれない」と注意し、普段から『かもしれない運転』をするように心がけましょう。
▽うっかり●●していませんか
信号機や一時停止標識を見落としていませんか?また、減速のタイミングが遅れて事故を引き起こしそうになった経験はありませんか。
特に高齢運転者に多い傾向にありますが、どの世代のドライバーも、道路標識や車間距離に注意して運転することが大切です。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>