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角田市地球温暖化対策総合計画を策定

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宮城県角田市

◆策定の背景
市は、令和4年6月に、令和32年度までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指すことを宣言しました。この宣言は、市のかけがえのない豊かな自然を守り、安心して、いきいきと、誇らしく暮らせるまちを次世代につないでいくことと、国際社会共通の目標である「SDGs」、令和32年度までのゼロカーボン達成を目指す取り組みを推進する決意を表明するものです。
この計画は、ゼロカーボンを達成するための具体的な取り組みを示す計画として策定しました。

環境省では「令和32年度までに二酸化炭素を排出実質ゼロにすることを目指す内容を、首長自らまたは地方自治体として公表した地方自治体」をゼロカーボンシティとしています。「実質ゼロ」とは、二酸化炭素排出量と森林などによる吸収で均衡(差し引きゼロ)することです。

◆現状年度(令和2年度)における部門別・エネルギー種別の二酸化炭素排出状況
令和2年度の二酸化炭素排出量は、アンケートや統計データを用いて図1のとおり推計されました。合計は、317.0千t-CO2で、産業部門のうち製造業が167.7千t-CO2と大きな割合になっています。
部門・分野ごとのエネルギー種別排出割合は図2のとおりです。電力由来の二酸化炭素排出量が全体の多くを占めており、化石燃料由来から再エネ由来の電力・熱に切り替えていくことが、ゼロカーボンシティ実現には重要となります。

◆二酸化炭素排出量の削減目標とゼロカーボンで目指す将来像
計画では、中期目標として、令和12年度までに二酸化炭素排出量50%削減(平成25年度比)、長期目標として令和32年度ゼロカーボン達成を目指します。達成への取り組みは、単に二酸化炭素排出量の削減目標をクリアするだけでなく、地域の課題解決につながるものとします。
また、令和32年度に実現したい将来像を「地域資源『フル活用』みんなで取り組もうゼロカーボン」のテーマのもと、5つの「め」を柱として構成します。市民が中心となり、それぞれの「め」を育て、つなげ、ゼロカーボンを達成し、持続可能な未来を実現できるよう取り組みを推進します。

●ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みスマートエコライフ推進事業補助金
ゼロカーボンシティ実現には、市民の皆さんにも脱炭素に取り組んでいただくことがとても大切です。市では令和5年度より「スマートエコライフ推進事業補助金」の交付を始めました。

▽対象者
※以下の(1)~(3)のすべてを満たす人
(1)市内に住所を有する
(2)・市内で居住する住宅または自らが居住する目的で新築する住宅に補助対象機器を設置
・補助対象機器が設置されている住宅を購入
※新築住宅の場合、LED照明器具は対象外
(3)市税などを滞納していない

▽申請期間
令和6年6月3日(月)~令和7年1月31日(金)
※期間内に予算額に達した場合は受付終了

▽補助対象機器
・太陽光発電システム
・定置用蓄電池
・高効率給湯器
・LED照明器具(蛍光灯→LED照明器具へ取り替え)
※新築住宅、ランプ単体は対象外

※その他、補助の要件があります。詳細は市ホームページを確認するか、生活環境課へご連絡ください。

○自宅に再生可能エネルギーを導入
年間でCO2削減量2,600kg
約53,179円の電気代節約
→市全体で取り組むと年間でCO2削減量約29,600t

○白熱電球(54W)から電球形LEDランプ(9W)に交換(年間2,000時間使用)
年間でCO2削減量43.9kg
約2,790円の電気代節約
→市全体で取り組むと年間でCO2削減量約500t

このほかにも、公共交通機関(阿武隈急行線)を利用する、自転車や徒歩で移動する、食べ残しゼロ、クールビズなど、今からあなたができることがたくさんあります!

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問い合わせ:
・生活環境課(【電話】63-2118)
・総務課(【電話】63-2111)

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