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キラリと光るかくだ星 未来の角田市を担う人を紹介

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宮城県角田市

『より良い品質を追求した自慢の作物を提供』

みうら農園
三浦 幹生(みうら みきお)さん(29歳)

『角田産シャインマスカット』を届けたい―。
佐倉地区などの市内各地区を拠点に活動している、みうら農園の三浦幹生さん。大学卒業後は一度、金融機関への勤務を経験して、その後に農業者としての道を歩み始めました。
現在就農4年目の三浦さん。ミニトマトや市内でも数少ないブドウなど、さまざまな作物を生産しています。大粒で甘みが強い、旬のシャインマスカットも育てており、これらは道の駅かくだなど、市内各所で販売しています。
最近の1日の流れを尋ねると「朝にミニトマトの出荷を行い、その後は夕方までブドウの管理作業をしている」と教えてくれました。普段から商品の見栄えや味を意識した、細やかな管理を欠かさない几帳面な性格の三浦さん。さらに「出荷にあたっても、形がきれいで味の良いものだけを選ぶように心がけている」との徹底っぷり。量よりも質を何より重要視しており、誰が食べても「おいしい」と言ってもらえるものを作ることに力を注いでいます。
これまで嬉しかった出来事を「昨年、3年目にして初めてブドウを出荷することができたこと」と話した三浦さん。1、2年目では土台となる苗木の育成に力を入れ、3年目でようやく出荷までたどり着くことができました。「無事に出荷できてホッとしたと同時に、自分の成長を感じた場面だった」と、当時を思い出し、思わず笑みがこぼれます。「今年は昨年よりも収穫量が増えているので、今後も安定して収穫できれば」と話していました。
今後の目標を伺うと「温暖な気候を生かし、マンゴーなどの南国で採れるものを作りたい」と教えてくれた三浦さん。角田の新たな特産品にしたいと、高い意欲を見せていました。
最後に、農業をしたいと考える市内の若者へ「まずは挑戦してみよう。そして10年、20年と長い目で見ていくことが重要で、目先の結果に一喜一憂せずに地道に努力を積み重ねていこう」と、背中を押す温かいエールを送ってくれました。

-バドミントンなど、運動することが大好きな三浦さん。
「コツコツと努力を積み重ねると結果に表れるという点が農業とスポーツの共通点で、そこが農業の魅力」と語ります。

9月7日(土)には三浦さんのビニールハウスを会場にシャインマスカット収穫体験を開催します。
詳細は道の駅かくだ(【電話】61-2850)へお問い合わせください。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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