7月21日執行の角田市長選挙で現職の黒須 貫(くろす とおる)氏が当選し、「市民力咲き誇る。角田市~安心して、いきいきと、誇らしく暮らせるまち~」の実現に向けて2期目のスタートを切りました。黒須市長が抱負を語ります。
このたびの市長選挙におきまして、市民の皆様方の温かいご支援とご支持をいただき、角田市長として再選を果たすことができました。どうぞよろしくお願いします。
「角田市を消滅させない」という強い想いを持って、角田市長に就任してからあっという間に4年が経ちました。その間、令和元年東日本台風、新型コロナウイルス感染症の蔓延、2度の福島県沖地震と災害続きでしたが、市民の生命と財産を守るため、日々奔走してまいりました。そうした中で1期目は、台風災害を通じた防災・減災、保育料・学校給食費・子ども医療費の3つの無償化などの施策に取り組んでまいりました。
しかし、人口減少・少子高齢化という大きな潮流は続いており、人口戦略会議の示す「消滅可能性自治体」の対象からは抜け出せていません。では、角田市は今後どのような方向に舵を取ればよいのでしょうか?
2年前に策定した「第6次長期総合計画」は今後角田市が進むべき道を示した羅針盤ともいうべきものであります。目指す都市像は「市民力咲き誇る。角田市」であり、達成することで得られるものは「市民の幸福」です。人口減少という流れの中で、人口の増減という基準ではなく、本当の豊かさや幸せを感じる市民を増やしていくことに軸足を置き、市民が「安心して、いきいきと、誇らしく暮らせるまち」を目指して、次の4年間、市政に取り組んでまいります。
具体的には、防災・減災、子育てしやすいまちづくり、市民力を支える人づくり、阿武隈急行線の存続、産業振興の5つの点に力を入れ、市民の皆様の発揮する「市民力」と力を合わせながら「家族や地域の笑い声が絶えない、子育てしやすいまち日本一」の実現を引き続き目指してまいりますので、市民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
◆黒須貫市長のプロフィール
生年月日:昭和39年7月22日(60歳)
履歴:平成元年・國學院大學神道学専攻科卒業、平成27年10月~令和2年5月・角田市議会議員を経て、令和2年8月・角田市長に就任。現在2期目
趣味:里山づくり(山仕事)木を伐り、薪や炭をつくる。薪ストーブ2台、チェーンソー2台所有
※「黒須」の「黒」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>