明けましておめでとうございます。巳年(みどし)は、再生や復活の年と言われています。角田市も度重なる災害や今日的課題からの再生・復活を期して、まちづくりに取り組んでいます。その中で特に大切にしているのは、若い世代の「こんな角田市にしたい・住みたい」という思いや行動です。
角高生の活躍を紹介すると、かくだ牟宇姫夏まつりでの「AOHARU CHALLENGE」は3回目を迎え、家庭部による市民提案型まちづくり事業は2回目に挑戦中。また、探究の授業では学校から地域に飛び出し、さまざまな協働が実現。若者会議では、実際にまちを歩きまちづくりについて提言。さらに、市内外の高校生による地域探究活動部では、角田市をPRするためのCM作成などに挑戦。宇宙っ子まつりなどのイベントではボランティアとして支えてくれています。
地域のさまざまな会議において、若者の発言により議論が前向きに進む場面を何度も経験しました。若者が加わることで大人も未来を語りだすのです。一方、若者が激動の時代に社会の中で主体的に学び活動することは、今後大きな生きる力になるものと思います。
正月には、年を重ねるだけでなく、再生し若返る意味もあるため、“めでたい”とされています。まちが若返ることは“めでたい”こと。積み重なる歴史を尊びながら、まちづくりに取り組んでまいります。
角田市長 黒須 貫
※市民提案型まちづくり事業は18ページ、CM作成は「角高生夢広報室」(14ページ)に関連記事掲載。
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