■佐藤弘之 副知事
兵庫県出身
京都大学大学院修了後、国土庁(現:国土交通省)入庁
趣味は、低山登山、キャンプ
Q.就任前と後で宮崎の印象の変化はありますか?
A.宮崎は「ひなた」の国ですから、晴れのイメージが強いですが、着任以降、雨が多い。今夏は特異だったのかもしれません。晴れていても、局所的、短時間の雨が降ることも多く、天気予報が全く当てにならないことが、宮崎に来て驚いたことです。天気予報は「とりあえず、曇りにしとけ!」みたいな。実際には、ほぼ晴れている中で、短時間の豪雨に遭遇。3時間後までの雨雲レーダーしか信用しなくなりました。(笑)
Q.県内の市町村を回られているとお聞きしましたが、最近行かれた市町村はどこですか?
A.先日、公私あわせて何らかの目的を持った訪問先が全26市町村に。2巡目に入り、最近、文化に触れる機会が続けてありました。一つは西米良村おがわ作小屋村の「月の神楽」。のどかな田園の中、月明かりで神秘的な神楽。意外と激しい動きも。もう一つは、延岡市の「天下一薪能」。出演した地元の子どもたちの名演技。ものすごく練習したことが伝わりました。ほかにも、景観、アクティビティ、食べ物などさまざまなテーマで回っています。
Q.最後に県民の皆さんにメッセージをお願いします!
A.県内各地を回ってみて、道路や交通の事情も実感しましたし、昨年の台風被害の復旧工事中に、今年さらに被害を受け復旧が遅れる現場も確認しました。まずは、国交省から来ている立場として、インフラ整備にしっかり取り組みたいと思います。また、森林など自然が豊かで、食べ物が美味しい、神話からの長い歴史がある、温厚な人柄といった、宮崎の良さを実感しており、宮崎のために尽くしたいと思います。
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