くらしのメモ Note of Living

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■防ごう18歳・19歳の消費者トラブル
成人年齢が18歳に引き下げられてから、18歳・19歳の消費者トラブルの相談が寄せられています。
相談事例として、「体験で脱毛エステに行き、断り切れず分割払いで契約したが、支払いが大変なので解約したい」、「出会い系サイト・アプリで、やり取りをするために有料ポイントを何度も購入させられた」、「簡単に稼げるという副業の広告を見つけて登録したところ、高額なサポート契約を勧誘された」などがあります。
成人になりたての若者は、知識・経験の不足で、内容をよく理解しないまま、安易に契約を結んでしまったり、「楽して稼げる」等のもうけ話を安易に信じてしまったりする傾向があります。また、「お金がない」という理由で断っても、借金やクレジット契約を勧められ、断り切れないケースもみられます。
未成年者の場合、親権者の同意なく結んだ契約は原則取り消すことができますが、成人になるとそうした保護はありません。トラブルに遭わないためには、契約する前によく考えることや、広告や勧誘の文言をうのみにしないこと、クレジット契約や借金を勧める業者に注意することを心掛けましょう。少しでもおかしいと思ったら、全国共通消費者ホットライン「188(いやや)」にご相談ください。
消費者ホットライン【電話】188(局番なし)
文：市民環境課生活環境係