■認知症になっても安心して暮らせる社会を
認知症は、特別な病気ではなく、誰にでも起こり得る脳の病気です。誰にとっても身近な病気となりつつある認知症ですが、むやみに恐れる必要はありません。さまざまなサービスや支援を活用することで自分らしい生活を続けることもできます。
認知症になっても、本人の意思が尊重され、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、認知症への関心を高め、正しく理解して地域全体で支え合っていきましょう。
市では、平成28年4月から認知症地域支援推進員を配置しています。推進員は、皆さんに認知症を身近な病気として理解してもらうため、認知症カフェ「よかとこ」や認知症サポーター養成講座、認知症に関する出前講座、オレンジトークなどを行っています。また、認知症の人や家族が、状況に応じて必要な医療や介護等のサービスが受けられるよう、情報提供や相談支援を行っています。
認知症をはじめとする高齢者の心配や悩みごとについては、市地域包括支援センターや最寄りの在宅介護支援センターなどにご相談ください。適切な支援が受けられるように関係機関と連携を図り、支援できる体制づくりを進めていきます。
文:市地域包括支援センター
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