いきいき!健康 Healthy Life

13／25

■11月は糖尿病予防月間です
糖尿病とは、血糖をコントロールするインスリンというホルモンの分泌量や働きが低下し、血糖値が高い状態が慢性的に続く状態をいいます。初期には自覚症状がほぼなく、気づかないうちに糖尿病になっている可能性があります。高血糖状態が続くと、全身の血管に障害がおき、脳梗塞や心筋梗塞などのさまざまな合併症を引き起こします。

▼糖尿病を予防するポイント
▽バランス良い食事を1日3食
食事は主食・主菜・副菜を組み合わせて、朝・昼・夕と3回とることで、インスリンがきちんと分泌されます。

▽野菜や海藻から食べる
野菜や海藻に多く含まれる食物繊維は、糖の吸収をゆるやかにして、急激な血糖値の上昇を抑えます。

▽甘い飲み物は要注意
甘い飲み物や菓子類には、吸収が早い糖が多く含まれており、血糖値が急激に上がる原因になります。

▽運動習慣をつける
インスリンの働きを良くするためには運動習慣をつけることも大切です。運動習慣のない人は、家事や通勤などの日常生活の中で、今よりこまめに動くことを心がけましょう。

健診の検査項目にある血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値で、糖尿病予備軍や糖尿病がわかります。健診を受けて自分の数値を確認しましょう。

文：市健康保険課市民健康係