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自治体の皆さまへ

令和5年度「施政方針」(2)

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宮崎県えびの市

■つづける(教育)
・30人学級事業実施で全学年での少人数指導を行い、ICTを活用しながら個別最適な学びと協働的な学びを実現し、また小学校高学年一部教科担任制の取り組みを推進し、学力の向上および生徒指導の充実を図ります。
・次世代を担う人財育成のため、えびのを学びのフィールドとして、地域の良さや課題、自分の生き方について考え、ふるさとを愛する心やふるさとへの誇り、ふるさとに貢献する態度を育む「えびの学」の再構を引き続き行います。
・令和4年度から取り組んでいる小学校のトイレの洋式化、乾式化を計画的に進めます。また、子育て支援として中学生の給食費無償化事業に取り組みます。さらに、令和5年度については、児童生徒の保護者の負担を増やすことなく学校給食の適切な栄養摂取量を確保するため、食材価格の高騰に伴う学校給食食材費の増額分に対して補助を行います。
・文化センターは、引き続き、防衛施設周辺民生安定施設整備事業を活用し、環境整備に取り組みます。また、令和5年度中に、永山運動公園を全面供用開始します。これまで開催できなかった規模の大会等が開催できるため、子どもから大人まで、誰もがスポーツを楽しめるよう、積極的な活用を推進します。

■まち(市民協働・行政経営)
・市民と行政がそれぞれの役割と責任を理解し、対等な立場で連携・協力しながらまちづくりに取り組めるよう努めます。協働のまちづくりの重要な担い手である自治会やまちづくり協議会の自主性や自立性を尊重し、えびの市自治基本条例に基づき、地域の自治の推進を図ります。
・教育移住推進のため、飯野高等学校全国枠生徒等への支援として、下宿等費用助成事業を継続し、併せて、全国枠生徒増に対応するために設置する生徒寮の運営を支援します。
・地域防災力の中核となる自主防災組織の設立・育成のために、さらなる啓発に努め、防災リーダー同士の連携強化を図り、防災活動や組織運営の支援を行います。また、大規模災害時に備え、備蓄物資や資機材の計画的な整備および防災関係機関との連携・強化に努め、防災情報を正確に市民に伝達するための新たな情報伝達手段について、検討を進めます。
・「えびの市におけるあらゆる差別をなくし人権を守る条例」や令和4年度改定した「えびの市人権教育・啓発推進方針」に基づき、さまざまな人権問題に関する学習機会の提供および啓発活動を行い、人権を尊重し互いに支え合いながら共に健やかに安心して暮らせるまちづくりを推進します。また、今日の社会情勢や市民意識等も踏まえた「第4次えびの市男女共同参画基本計画」の策定を行います。
・持続可能な地域づくりと健全な行財政経営を目指し、市の各課・事務局等の業務の調査・分析を行い、近年のデジタル化の進展等を踏まえた行政運営の効率化、市民の利便性向上を図るための施策や取り組みにつなげます。

感染症や災害などの困難に直面しても、しなやかに回復し、乗り越える力を持つ自治体運営に努め、また「第6次えびの市総合計画」および「第2期えびの市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の着実な推進に向けて、市民の皆さんと一体となり「えがおが交わり続けるまち‐霧島山のめぐみめぐるえびの‐」の実現に向け、誠心誠意、各種施策・事業に取り組んでまいる所存ですので、皆さんのご理解とご支援をお願い申し上げます。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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