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■京町温泉旅館組合みなほ会
「京町温泉の魅力を継続して発信し、えびの市を活気づけたいです」と話すのは、京町温泉旅館組合みなほ会会長の仁科睦子さんです。

▽女性の視点から京町温泉の魅力を発信していきたい
同会は、平成24年に京町温泉・吉田温泉の旅館の女将(おかみ)たちが集まって設立されました。「女性の視点から温泉水を使った環境に優しいせっけん作りを始めたことをきっかけに、月1回行っている定例会をはじめ、継続した意見交換をしていきたいと考え設立しました」
同会は、現在、加久藤温泉も加わり6人で活動しています。毎年、温泉の魅力を伝える温楽授業を実施しています。「温楽授業では、地元の資源である温泉を子どもたちに体験してもらい、温泉の魅力を伝えています。大人になったときに、自分たちのふるさとにはいい温泉がたくさんあったことを思い出して、えびの市に帰ってくるきっかけになってもらいたいです」
昨年には、えびの市の土産品として、甘酒クッキー「ノカイドウの蕾」の販売を開始しました。また、今年に入ってからは、観光客の思い出づくりのために作成している浴衣の新色(青色)を作成しています。
「今後は、これまで行っている活動を継続していきながら、京町温泉の魅力を発信していきたいです。また、飯野高校生と共同で開発したスイーツの生産・販売に力を入れ、地域の活性化につなげていきたいです」と笑顔で話していました。