■食品ロスを減らしましょう
日本では、年間約2372万トンの食品廃棄物が発生しています。このうち、522万トンが食品ロスと推計されています。これは、毎日1人当たり茶わん約1杯分のごはんを無駄にしているのと同じ計算になります。
食品ロスのうち、事業系は275万トンで、残りの247万トンは家庭から出るものです。食品ロス削減には、事業者、家庭双方の取り組みが必要です。
日々の食生活の中のちょっとした気遣いや行動で、食品ロスを減らすことができます。食費の無駄遣いを防ぎ、ごみも減らせるため、環境にも配慮できます。
食品ロスを減らすコツは、3つの「ない」です。できることから始めてみましょう。
(1)買いすぎない
家にある食品と照らし合わせたり、予定を考えて必要な分だけ買ったりするようにしましょう。
(2)作りすぎない
体調や家族の予定などを考えて、作りすぎないようにしましょう。
(3)食べ残さない
作った料理は、早めに、おいしく食べきりましょう。
お店での宴会では、お酒やしゃべりに夢中になり、料理が残りがちです。呼び掛けをすることで参加者の意識も変わります。「持ち帰りたい」と思ったときは、お店に相談してみましょう。
文:市民環境課生活環境係
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